キッカケインタビュー - » 上杉翔 | KeyPage(キーページ):誰かのキッカケを届けるメディア

キッカケインタビュー

生涯をかけて、すべての人に居場所のある社会を創る。

上杉翔(うえすぎ しょう)

プレシャスライフ株式会社 代表取締役
JFP株式会社 取締役役員

この鍵人のコンテンツ:

キッカケ記事

いま何やってるの?
複数の会社を展開し、プレシャスライフ株式会社では口コミマーケティングコンサルティング、日本ファイナンシャルプランニング株式会社では企業の人材育成・採用、株式会社Next generationsでは転職支援を行っている。また、恵比寿で会員制のBARも経営している。

「居場所のある社会を創る」もう生きている意味がないと自らの命を絶とうしたこともあった上杉翔さん。そんな上杉さんがその強い想いを持つこととなったキッカケとは。

キッカケ①:血まみれのリビング

姉と父の口論する声が聞こえてきた。
またか、と思いながらもリビングに入ったその時。

「お前なんか死ねばいいんだよ! 」

父が衝動的に姉に放った言葉。
その言葉に、姉は果物ナイフで自らの体を刺そうとした。

「やめろ!!!」

僕は慌てて姉の腕をつかんで止めに入った。
それでも暴言を吐き散らす父をなんとか説得しようと必死に訴えたが、返ってきた言葉は僕の心を凍りつかせた。

「お前らなんか、生まれてこなきゃよかったんだ!」


テーブルはひっくり返り、リビングには血が散乱していた。
目の前に広がる景色が現実のものとは思えなかった。まだ僕の幼い頃、キャッチボールをして遊んだ父親との思い出が霞んで遠のいていく気がした。


優しかったはずの父親は、独立して興した事業がうまくいかず、人が変わってしまった。常にピリピリとし神経を尖らせ、静かに閉めたドアのカチャリという音にさえ「うるさい!! 」と怒鳴るまでになっていた。

姉も母も限界だった。
高校3年生。新しい生活のスタートに心躍らせる友人たちの中で、僕の人生は真っ暗だった。

キッカケ②:守りたい大切な人の笑顔

両親は離婚し、僕は大学へと進学した。
経済的な余裕は全くなかったが、今後姉と母を守っていく手段を考える時間が必要だと思い、進学を決意した。

入学して1ヶ月目ですぐにお金に困り、毎日食べることさえままならない。
先輩に紹介してもらったアルバイト先ですぐに働き始め、大学の授業が終わるとすぐにアルバイトへ行き朝の5時まで働いて、また朝から大学へ行く。そんな生活を必死にこなしているうちに、なんのために頑張っているのか分からなくなっていた。

ぼんやりする頭の中で、あの時の父のセリフがこだまする。
『お前らなんて生まれてこなきゃよかったんだ……! 』

お酒に逃げ、眠れなくなって睡眠薬を飲むようになり、ある日ふと思いついたように睡眠薬とウイスキーのボトルを飲み干した。もう死んだほうが楽だ。きっと僕は本当に、生まれてこなきゃよかったんだ……。



目が覚めた時、母と姉の心配そうな顔が飛び込んできた。
記憶にはないが、携帯の電源を落とす前に姉にだけは連絡をしていたらしい。
『今までありがとう、僕、もう無理だわ、ごめん』
その留守番電話を聞いて、駆けつけてくれたそうだ。

「辛いなら、戻ってきていいんだよ」

こんなに何もない自分でも、こんな風に言ってくれる人たちがいるんだ。自分を必要としてくれる人がいるんだ。

「もう母と姉の悲しむ顔を見たくない。もう一度頑張ろう」

キッカケ③:人生を揺るがす恩師との出会い

将来は独立しようと心に決めて、リーダーシップ研修や経営論などの勉強会に精力的に参加した。
その中である男と出会った。

「翔くん、愛だよ」
何言ってんだろう、この人……。のちに最大の恩師となるその人の第一印象はそれだった。あまりにも言っていることの意味が分からなくて興味がわいた。研修中はどんどん積極的に話を聞きに行った。

この研修では、初めて人生の棚卸しをした。何を経験し、そこで何を感じ、何を得たのか。そしてそれを、どんなことで誰に伝えていくのか。その中でおぼろげながら見出した想い。

「心の居場所のある社会を実現させたい」


でも、キレイ事を言ってるんじゃないか……。周りからも「そんなのキレイ事だ」と言われて、口にすることもできなくなった時もあった。がむしゃらに勉強をしていれば偉くなれると思った時もあった。そんな時、恩師の言葉はいつも僕の背中を押してくれた。

「スキルとかテクニックは後からついてくるけど、人の心っていうのは難しい。最初からしっかりと心の土台を創りなさい」

何度も迷いながら、それでもその想いに帰ってくる。少しずつ色濃くなっていくその想いは、確信に変わっていった。その人にはその人にしかない経験があって、その人にしか伝えられないこと、その人にしか成し遂げられないことがある。僕が生まれてきた意味はここにある。キレイ事だろうとなんだろうと、僕にしかできないことを生涯かけて貫くんだ。



あの血まみれのリビングで凍りついた心は、いつの間にか解けていた。

キッカケ④:『上杉翔』にしかできないことに命をかけて

一番苦しかった頃の自分に、今の僕なら言える。
「大丈夫だよ。」

現代の日本では、うつ病などの精神疾患を患う人が100万人を超え、自殺者が約3万人と言われている。
きっとここの数字には入らないもっとたくさんの人が生き辛さを抱えて苦しんでいることだろう。
今の社会は心と物質的な豊かさの乖離が大きいように見える。そして、その人たちの気持ちが僕には分かる。そこを変えるために自分は生まれてきたんだ。

「居場所のある社会の実現」

確信を持ったこの想いを成し遂げるために、力をつけなくてはいけない。
エゴだけの権力者になるのではなく、心の土台がしっかりした経営者をめざそう。
まずは経常利益1000億円の会社をめざす。


まだまだ自分には力が足りない。想いだけでは誰のことも救えない。
キレイ事もキレイ事では語れない苦しいこともすべて飲み込んで、この世界で一人でも多くの人を救う力をつけるためにてっぺんをめざす。「上杉翔」の人生だからできることに全力で命を燃やす。



死に物狂いで見つけた「上杉翔」が生きる意味。
これが僕の人生を懸けるキッカケとなったKeyPage…。

この記事をお気に入りに登録

掲載日:2017年08月04日(金)

鍵人No.0059

上杉翔(うえすぎ しょう)

大学在学中に人材育成企業の創業に参画。 2015年、プレシャスライフ株式会社を創業し、生命保険専門コンサルティング事業を展開中。 2016年、日本ファイナンシャルプランニング株式会社の役員として採用業務に参画。 日本ファイナンシャルプランニング株式会社HP
http://jpnfp.com

最新のキッカケ

ほかのキッカケを見てみる!

ちょこっとKeyPage

ちょこっとKeyPageを見る