牛尾佳子 Episode3:いつも「人のせい」にしていた。大事なコトに気付けた時。 | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

» 牛尾佳子 Episode3:いつも「人のせい」にしていた。大事なコトに気付けた時。

自信が持てず長年悩んできた私に対し、
研修で投げられた言葉。

「自分に自信がないのは“思い込み”だ」

……はぁ?!!思い込み?!?!

信じられなかった。
むしろ腹が立った。

「何言ってるの?!
こんなに長い間、自信が持てなくて、ずっとずっと苦しんでいるのに。
思い込みなワケないじゃない!!」

反発や怒りを抱えながらも、
このままの人生では嫌だ、何かを変えたい、という思いは変わらない。
しばらく研修に通ううちに、ある事に気づいた。

思えば、私は、いつも
「与える」のではなく、「もらう」ばかりだった。
「受け取ること」しか考えていない。
相手に何をしてあげられるのか、ではなく、自分が何を受け取れるのか。

自分が、自分が……。
軸が相手ではなく、自分にしかなかった。
それは、今思うと、「自信の無さ」の裏返しだったのかもしれない。
自分で作り出せない充足感を、自信を、
人からなにかをもらうことで埋めようとしていた。

そして、なにかあれば
いつも「人のせい」にしていた。

幸せに対して「人の基準」で考え、常に「他人任せ」だった。

こうしたら、褒めてもらえるんじゃないか。
褒めてもらえたら幸せになれる。
これで、周りから認められるんじゃないか。
認められたら幸せにつながる。

価値が全て「他人」だった。
判断基準も、「自分の価値」さえも。

うまくいかないと「人のせい」にし、
自分の置かれた環境に不満ばかり言っていた。

「……私はいつも
「誰かが自分を幸せにしてくれる」
そう思っていたんだ」

自分の思い通りにいかないと、自分ではなく、相手を変えようとしてきた。
真正面から自身の弱さに向き合わずに、人のせい、誰かのせいにし続けて
ずるずると何年も引きずり続けてきた。

根本的な問題に気づいたのだった。

出した答えは
「結局は、自分がどう解釈するのか」
「すべては自分次第だ」
ということだった。

幸せになるのかどうか、それは誰が決めるわけでもない。
親が決めるわけでもない、
夫が決めるわけでもない、
社会や周りが決めることでもない。
全ては自分で決めていたこと。

それは本当は自分の責任だったのに、
自分で自分を幸せにする責任を持とうとしていなかった。

今ある現状は、すべて自分の作り出している世界。
自分が思い込み
自分が考え、自分が判断していた。

全ては自分次第なんだ。

掲載日:2018年03月29日(木)

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ニキビ専門エステ「八王子ニキビ研究所」代表

牛尾佳子(うしお よしこ)

ずっと自分に自信の持てなかった牛尾さんが自分を愛せるようになったきっかけは、「誰かに幸せにしてもらう」事をやめ「自ら未来を作り出そう」と決めた時でした。

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