大八木潤 Episode3:「みんなを元気にしたい」ドリサラ結成 | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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自分のやるべきことを見つけた僕には、もうひとつの夢があった。
大嶋啓介。居酒屋「てっぺん」のオーナーだ。うつ病だったころに彼の講演を聞いて以来、いつか大嶋さんと一緒に講演をしたいと思っていた。

ある日、僕は知り合いのつてで、大嶋さんの秘書と食事に行くこととなった。そして当日、なんと大嶋さん本人もやってきた。

憧れの人が目の前に現れたことに驚きつつ、僕は大嶋さんに自分の想いを伝えた。

「僕、あなたと講演するのが夢なんです」

「いいですね。じゃ、やりましょう!」

僕は耳を疑った。自分が言い出したこととはいえ、経営者で年間300日は講演をこなしている彼と、2年前までうつ病だった自分が一緒に講演?ただの憧れだったのに、こんなすんなり叶うのか?

僕は悩んだ末、半年後に講演をやることを約束して、一度自分の半生を振り返ることにした。過去の人生をもとに原稿を書いて、仲間たちの前で練習した。返ってきた感想は散々なものだった。みんな手厳しい。それだけ、みんなが僕に期待しているということだ。

それに応えるため、何度も原稿を書き直して、練習を繰り返したけれど、結局、内容が固まらないまま本番が来てしまった。

「今日、夢が叶いますね!」
大嶋さんが激励してくれた。

もう、何を話すかなんて、気にしなくていいんじゃないか。
たくさんの人のおかげで、今自分はここにいる。その感謝の気持ちを伝えることができれば、それでいいんじゃないか。本番直前になって、そんなふうに思えたきた。

そして本番。開始1秒で僕は号泣してしまった。どんどん言葉が溢れてきた。話の内容がおもしろいかおもしろくないか、良いか悪いか、そんなことは少しも考えなかった。

30分の講演は、あっという間に終了。楽屋に戻って、大嶋さんと握手を交わした。
「めっちゃよかった!お前は講演に必要なことを全部やってた」
僕の講演テーマは「夢が叶う5ステップ」というものだった。もっとも、本番中は感極まって、何を話したたろくに覚えていなかったけど……。

あこがれの人と一緒に講演して賞賛された。僕の夢は、最高の形で実現した。

「これで終わっていいんか」
講演を手伝ってくれた仲間たちが言う。

「お前はサラリーマンを元気にしたい、お前みたいなやつを増やしたいんだろ。このままで終わっていいのか?」

「お前は夢を叶えたサラリーマン第1号。これから2号、3号を増やしていこうや!」

こうして、僕は仲間たちとともに、NPO法人ドリームサラリーマンミーティング、「ドリサラ」を立ち上げた。

掲載日:2019年08月10日(土)

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NPO法人ドリームサラリーマンミーティング 代表理事

大八木潤(おおやぎ じゅん)

サラリーマンとして働きながら、NPO法人「ドリサラ」の代表として、サラリーマンの夢を叶えるために活動する大八木潤さん。自分が本当にしたいこと=夢に気づいたとき、彼の人生は大きく変わりました。

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