小林悟 Episode4:ギャップを大きくして、背中で引っ張れる存在に | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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今、そしてこれから、できるだけ自分の人生のギャップの幅を大きくしていきたい。

私は本当にダメな人間でした。
ただ、その分現在そして未来へとできるだけ自身のステージを上げていくことで、
「悟さん、昔はこんなにダメな人だったんだ」と思ってもらいたいんです。

そう思う理由は、2つあります。
1つ目は、過去の事実に正面から向き合ったからこその今があるから、ということです。

 

事実に向き合う。

これは、親父が25歳の時に亡くなり、昨年には母親が亡くなったことも関係しています。

二人とも難病で亡くなったのですが、これは自分の及ばない、意志ではコントロールできないものです。
本当に辛い思いをしましたが、そういう類のものは必ず存在するという認識が必要だと思っています。

だから、辛い出来事や悲しい出来事を理由に、「落ち込んで仕事ができない」などとは言っていられません。
事実を事実として受け止め、そこからどうするかを考えないと先へは進めないのです。

 

今やるべきことに視点を切り替え、動く。

その大切さを私は行動で伝えていきたいです。

もう1つは、「さとーるさんに教わった」という事実に誇りを持っていただきたいからです。

「さとーる」というのは、ビジネスアカデミーの生徒やクライアントさんなどから呼ばれる愛称です。

私も25歳の時までは何も考えていなかったし、今の自分の姿を5年前に想像できる人はほとんどいないでしょう。
現実がどーだ、とか今できていない、というのは全く関係なくて、これからこうしようと考えるのが未来へ進むためには大事です。

 

始めないから始まらないんです。

「私なんかが…」という言葉、嫌いなんです。

誰かと比べて悲観的になっている暇なんかない。
自分のできることを探し出し、それを磨いて前進していけばいい。

 

よく言われるんです。「いやいや、さとーるさんだからできたことでしょ!?」と。
「俺の過去を知っているのか!?」と思わず言い返したくなります(笑)

 

どん底から這い上がってきた俺でさえこんだけできたんだから、もっとあなたはできるんだよ!という自信を持ってほしい。
高学歴の人が語るよりも現実味があって、面白いかな、と。

自分の特徴が他の人の持っていないものだったら、その人に還元してあげられたらいいんじゃないかと思う。

その点で考えると出来ないものばかりにみんな目を向けがちだけど、今できることは当たり前のことじゃない。
それをみんなに気づかせてあげたい。

これが私のKeyPage。

掲載日:2017年06月30日(金)

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Innovation Art's株式会社代表取締役社長
ウェルスダイナミクスシニアトレーナー

小林悟(こばやし さとる)

「自分、このままでいいのかな…」高校を卒業後、なんとなく地元で就職した小林悟さんは、ある日鏡に映る金髪の自分を見てハッとする。
そこから彼が、一流のフリーコンサルタントとして活躍するようになったキッカケとは。

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