小林悟 Episode3:ウェルスダイナミクスとの出会いへ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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人の気持ちを考えろ、といきなり言われても…どうやれば…

そもそも人の気持ちってわかるものなの?

 

と考えていたら、人の気持ちを理解するためには心理の根本的な仕組みを学べば良いと思いつき、心理カウンセラーの資格を取ろうと決めました。
人間の深層心理を学べば、何か変わるんじゃないだろうか、と思ったのです。

 

心理カウンセラーの資格を取得した私は、実際に学んだことを実践してみました。

人の話に共感する。傾聴する。相手のことを考える……。

これを実践していった結果、以前のように直球でデッドボールを投げるようなコミュニケーションはしなくなり、自分としては人当たりが良くなったかな、と思いました。

 

ただ一方で、今まで私が得意としてきたことが、何一つできなくなってしまったのです。

私はそれまで、まだ誰もやった事のない仕事や仕組みを考え、それを立案してきました。
しかし、新しい仕事をスタートさせるという事は、会社なのでそこに伴い、当然いろいろな人が動くわけです。

自分が動いたら迷惑がかかる人がいるのではないだろうか?

自分が考えた仕事を進めていったら仕事を失う人がいるのではないだろうか?

……今まで考えなかったようなことを考えるようになったのです。
それは自分にとってとても苦痛で、一生懸命頑張っても簡単に解決できることではありませんでした。

 

悩まされる時期が続いていた矢先、偶然『ウェルスダイナミクス』というメソッドに出会いました。
他人と差別化できる自分の強みや才能を知ることが出来る仕組みです。

試しに無料のテストを受けてみて、衝撃が走りました。
私が今まで活かしてきた能力と、人の気持ちを考えるという能力は、全く真逆のものだったのです…!

「このメソッドのことをもっと知りたい!」と思い、ウェルスダイナミクスの資格も取得しました。

 

実はこの時、会社を辞めようかどうか悩んでいた時期でもありました。

入社してからやりたいこと、好きなことをやり尽くさせてもらって、私という存在に自信を与えてくれた会社。
感謝はしているものの、会社が私に求めることと、私のやりたいことにギャップが生まれはじめていた時期でもありました。

会社にしてみれば、私に更に上の役職を与えることで活躍をして欲しかったのだと思いますが、一方で私は、誰にも指図されることなく自由な環境でプレーヤーとしてやっていくことに快感を覚えていたのです。

 

結果的に相互の思いは一致せず、私の方から会社を辞める決断をしました。

会社からは「会社の気持ちもわかってくれよ(笑)」と言われましたが…

 

独立して何をするのかという点については決まっていました。
フリーのコンサルタントとして、『ウェルスダイナミクス』を活用したコンサルティングを様々な人に提供することです。
自分の才能を活かせていない人たちに、自分の才能に気づき、人生をより楽しく価値あるものにして欲しいと思ったからです。

掲載日:2017年06月30日(金)

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Innovation Art's株式会社代表取締役社長
ウェルスダイナミクスシニアトレーナー

小林悟(こばやし さとる)

「自分、このままでいいのかな…」高校を卒業後、なんとなく地元で就職した小林悟さんは、ある日鏡に映る金髪の自分を見てハッとする。
そこから彼が、一流のフリーコンサルタントとして活躍するようになったキッカケとは。

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