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キッカケインタビュー

何をしてもダメだった僕が転売に出合い、人生を変えていった道のりとは?

大上達生(おおがみ たつお)

Webビジネスプロデューサー

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キッカケ記事

いま何やってるの?
インターネットを活用したビジネス(輸入転売、商品製作、アフィリエイト、情報発信など)を自ら行う傍ら、それらを学んで実践できるビジネススクール「インポートエース塾」の全国展開に力を入れています。2018年12月末までに500名の物心両面で豊かな人間を輩出することを目標にしています。

フランス留学での失敗から、なんでも「できない」と思っていた男が、起業して転売ビジネスに成功し、自分自身を取り戻していく道のりとは?

キッカケ①:フランスまで行って何を得たのだろうか?

大学生になったとき、高校から続けていたハンドボールをやめて
他の大学の映画研究会に入って、自主製作映画なんかを作っていました。
大学生活は、映画研究会にバイトの二足の草鞋を履きとても充実した4年間でした。

さあ、将来どうしようか?
そんなことを考えて周りの人たちをみていると、友達はみんな就職していきます。
私はというと、就職活動をしても希望の映画会社にうまくひっかかりません。

そんな中、こう思うようになりました。
自分の好きなことができないような人生がおもしろいのかなあ?みんなと違うことしたいなあ。

そうだ、海外に留学しよう!アメリカとか普通だからフランスへ留学しよう!
そこで、映画のことを学べば、きっと映画会社に就職できるぞ!

そんなこんなで22歳のときフランスへ飛び立ちました。


フランスでは、今度こそ映画関連の仕事をするために、始めに語学学校に行き、
そして映画関係の学校に入りました。
1年目は、何とか授業にもついていけました。
何かと大変ではあったけど、学校も楽しくドイツ人の彼女もできました。
一時は、引きこもり状態になりかけましたが、親切な友人たちのおかげで何とか続けていました。

しかし2年目に入り授業も非常に難解になり、
ついていくのも非常に大変になりました。

またフランスでは学校の途中で企業でインターンを行い、
そのまま就職する人も多いのですが、
自分はインターン生としてですら中々受け入れてもらえませんでした。

またフランスの文化にもなじめず、毎日がとてもストレスでした。

このまま自分はフランスにいてもいいのだろうか・・・

このままここにいても何にもならない。
父親の病気を口実に逃げるように日本へ帰ってきました。
もう26歳になっていました。

日本に帰ってきてからはなかなか就職できませんでした。
その後、なんとなく選んで入社した運送会社で事件が起きました。

入社1週間後、私は些細なことで上司に口答えをしてしまいました。
もちろん上司はブチギレ。
「上司に口答えするなんて何事だ!お前それでも社会人か!」

激しくののしられ、すごく怒られました。
ただ、その上司が言っていることは真っ当な社会人として極々当たり前のことでした。

日本の社会に出た経験のなかった僕は激しく怒られたことに、とても驚きました。
そして、本気で働くことに対することから逃げ続けて、
働くことに対する覚悟が足らなかったことを思い知らされました。

もう一度自分に問うてみました。

4年もフランスに行っていたのに、映画に、夢に全く関係のない仕事してもいいの?

僕の出した答えはNOでした。

翌日、上司に謝ると同時に、

「自分にはやりたいことがあるの辞めさせてください」

そう上司に告げて、その運送会社を退職しました。

キッカケ②:映画会社での生活の中で気づいたこと

その後、紆余曲折ありましたが、9か月の就職活動を経て、無事に希望通り映画会社に就職しました。

そこは、ワンコールで電話を取らないと怒号が飛び交うような厳しい職場でした。
とはいえ、覚悟して入った希望の会社です。私は、そう簡単に、めげることはありませんでした。

ある漫画を見て、物事は徹底的にやらなければと奮起し、
毎日始業の1時間以上前に会社に向かい、社員全員の机をピカピカに拭くようにしました。
そうすると上司も「こいつ頑張ってるな」という目で見てくれるようになりました。
そんなおかげで、みんな気は荒いけれど温かく接してくれました。

一方で、直属の上司は全然仕事をしない人でした。
そのおかげで、指示を待っていては仕事が進みません。
結果、自分で考えて仕事をする癖がついてきました。

それでも私の仕事はとても楽しいものでした。
なぜなら上司がしっかり道筋をつければ、
あまりNOと言わない人だったので何でもできたからです。

なんでもできる代わりに、仕事の量が増え、土日休日出勤も当たり前でした。

仕事にやりがいを感じ、満足していましたが、同時に不満も出てきました。

売上を2倍にしても給料は全く上がりませんでした。
自分の功績が会社に全然認められないと感じていました。

知り合いには、20人の部下がいる人や、
誰もが知っている作品を海外で売って社長賞をもらった人もいました。

「うらやましいなあ。でもそんなことぐらい僕にだってできるぞ!」

そんな嫉妬めいた気持ちを抱き、
私は別のアニメを制作している会社に転職しました。
私は給料をあげたいことももちろんですが、
誰かに認めてほしかったのです。

その後も、ベンチャー企業や外資系の企業に入ったりと職を転々としました。

キッカケ③:「会社はいざとなったら自分のことをばっさりと切り捨てるのだなあ」

それまでベンチャー企業ばかりで働いてきたので大手企業で働きたいと思い、
大手の外資系の企業に入社しました。
そこでは、本部の法務部に配属されました。
会社の契約書などの書類をチェックする部門でした。

いろいろな提案をしますが、上司がトップダウンの人で相性が悪く
私の提案が通ることはありませんでした。

そんな会社に私の居場所はありませんでした。

毎日、同じことを言われた通りにしかできない。
仕事がとてもつまらなくおもしろくないものになりました。
月曜日には、会社に行きたくないなあという気分になりました。
今までの仕事ではこんなことはなかったのに…。

そんなある日、営業担当のある人が私のもとにやってきて、
「この契約書を早急に通してくれ」と言いました。
その契約書では、これまでの条件を反故にして、
取引先に非常に有利な条件が記載されていました。
私は営業職をやっていたこともあり、普段は割と融通を利かす方だったのですが、
いくらお得意様でもさすがにこの条件はありえないと思って、
 
「ここの部分、交渉してもらえませんか」と言いました。

「そんなことやってられるか!営業の苦労が分かるのか!」
営業担当の人は、いきなり声を荒げました。

私は下手に出てお願いした分とても腹が立ち、大喧嘩をしてしまいました。

その夜、とても腹が立ち、居ても立っても居られなかったので、
僕は、その営業担当者にメールを出しました。
「今日の態度は何だったんだ。」

一週間後、そのメールのコピーを上司に見せられ、
「なんてことをしてくれたんだ」と酷く叱られました。

そのメールは、会社の中で大問題に発展したのです。

法務部は、コンプライアンスを司る部門です。
その部門の人間が仕事上に個人の感情を持ち込むなんて言語道断です。
僕は、怒りでそのことをすっかり忘れてしまっていたのでした。

会社の上司は、全面的に営業担当者の味方をしました。


結局、この事件では私だけ懲罰という処分を受ける形になりました。
会社の産業医の診察を受けて診断書をもらってこいとも言われました。
 
もちろん反省もしましたが、1つわかったことがありました。

「会社も上司も、自分達の都合に合わなくなったら、
自分のことをばっさりと切り捨てるのだなあ…」 

それまで僕は、会社は、自分のことを守ってくれるものだと思っていました。
会社をとても信頼していました。
けれど、会社は僕のことを守ったりはしないのです。

会社を辞めたい……どころではない。
もう、辞めよう。
いますぐにではないにせよ、辞めると決めよう。

フランス留学に挫折し、何かを成し遂げることもなく会社を次々と渡り歩き、大手企業に守られて……
しばらく見せることのなかった激しい「何か」が、確かに私の中に生まれました。

考えてみれば、フランス留学に失敗した…いや、失敗したと思い込んでから、
これ以上挑戦することを恐れ、何事にも腰が引けてしまう私がいた。

けれども、悔しくてならなかったあのメール事件が、
なんとなく挑戦を忘れていた私の人生に火をつけてくれたのでした。

会社にはもう頼れない。頼りたくない。
自分で自分を食わせるために、稼ぐ力を身につけよう。

そう決めてから、思いついたりご縁のあったりしたいろいろなことを試しました。
株、FX、アフェリエイト、情報商材…全部利益になりませんでした。
一晩で1ヶ月分の給与を持っていかれることもありました。

何度も失敗し、何度も挫折しかけた私の心を奮い立たせてくれたのが
ほかならぬあのメール事件でした。
独立のための孤独で地道な努力を支えてくれたのは、あの悔しさ、絶望感、見返してやりたい思いでした。

そんな思いが岩をも通じたのか……
私は安く仕入れて高く売るという転売、
「物販」に出会いました。
家にあった家電が、大手オークションサイトに出品してわずか3日で売れたのです。
これだ、と思いました。

もちろんその後うまく行かないことにも突き当たりましたが、
転売を教える塾に通ったり地道にトライ・アンド・エラーを繰り返したりして
その道を諦めませんでした。

手応えを感じ、独立したい気持ちを周りに漏らすと、
もちろん冷ややかな反応ばかり。
見返してやりたい思い、怒りのパワーも増し、
それがさらなる行動の起爆剤になりました。

今の人生を変えたい!
どうなるかわかんないけど挑戦してみよう!

2011年3月、私は会社を辞め、独立を果たしました。

キッカケ④:これからは絶対に後悔したくない

起業して、はじめの3か月は一進一退の状況でした。
 
けれど、私は、本気で「物販」に挑みました。
記憶にある限りの過去のどの時点のどの努力よりも真剣に。

朝7時から夜の11時まで。食事以外はずっと仕事をしていました。
それぐらい真剣に転売と向き合っていました。

不安も多くありました。
これは、売れると思って大量に仕入れたら売れなくなり在庫を抱えたり、逆のこともあったり。

でもそれは、あきらめず、行動し続けることで乗り切りました。

その結果、3か月目でそこそこコツをつかめたと感じるようになりました。

4か月目のこと。いきなり成果が出て、売り上げは100万円になっていました。
1年かけてそこを目指すつもりだったのにたった4か月で達成してしまいました。

必死だったので、思わず大声をあげてしまうほど無茶苦茶うれしかった。
「こんなことならもっと早く起業しておくべきだったなあ。」
ついそんな思いも浮かんでしまうほどでした。

それからは、売り上げは3倍に増え、初年度の年商は3000万円になっていました。

2年目に入ってきて、物販で十分に生計を立てられるようになってきました。
ただ、家での孤独な作業が多く、次第に「こんなことやりたかったの?」と思うように。

もう一度、自分のやりたいことを見つめ直しました。

そういえば、私は「人に教わって」この事業を成功させていきました。
振り返ってみると、私は、人をサポートすることが好きでした。

私の経験を人に教えるのもいいんじゃないかな。 

そんなことを考え始めて、インターネットビジネスの塾を作りました。

はじめは人もまったく来ませんでした。
けれども、それまでの経験から「わからない時には人に聞こう」と思い、
塾経営について習いに行ったり、コンサルを受けたり、メルマガを発行したり、
塾としてのコンテンツを整えていったり……。

そんな試行錯誤を繰り返すうち、
塾には人が集まり、塾生さんたちが大きな成果を
出してくれるようになりました。

今では、定期的に仙台、東京、名古屋、大阪、博多、那覇で
勉強会が開催できるほど、塾は成長し、
日本全国に広がっています。


私は、後悔しないことを信念に置いて生活しています。

それまでのフランスへの留学や会社員時代は後悔の連続でした。
これからは、絶対に後悔したくありません。だから

「まずはやってみる」

行動しないと何もはじまりません。
そして、よりよくするためにはどうしたらいいか考えて、また行動する。

そんなことの繰り返しで人生は成り立っているのです。

目の前の人の役に立つにはどうすれば良いのか。
それを考えて、行動を積み重ねていくこと。
そして自分から動くことを心掛ける。

自分から挨拶をすることを徹底する。
そんなことでもいいんです。

「まずはやってみる」 
 
そうすればきっと明るい未来が待っている。

それが、僕のKeyPage…。

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掲載日:2017年08月18日(金)

鍵人No.0054

大上達生(おおがみ たつお)

1974年4月10日生まれの京都府出身。大学卒業後、フランスに留学する。その後、日本に戻り会社員生活を送る。会社員として働くかたわら、2006年からインターネットを使ったビジネスに参入。アフィリエイトや情報商材等に取り組むがことごとく挫折。合わせて約200万円を失う。そんな中、eBayを使った輸出ビジネスに出会い、副業で最高月商50万円を実現する。ところが売上増に伴い、労働時間が増え、また利益も伸び悩み挫折。そんな中、短時間で効率的に稼げるアマゾンを使った輸入ビジネスに出会い、起業独立、多くの仲間の助けもあり、月商500万円越えをはたす。2014年、自ら成果の出たインターネットを使ったビジネスで利益を上げる方法を体系化し、輸入を中心にインターネットビジネスを学ぶインポートエース塾を開始。受講中に結果を出す塾生が続々現れ、大きな成果をあげている。株式会社スタックアンドスタック 代表取締役、インポートエース塾主宰。著書に『サラリーマン、株・FX・アフィリエイト・情報商材、全部ダメでも年収1000万円』がある。
大上達生 オフィシャルサイト:https://www.ogamitatsuo.com/
インポートエース塾HP:http://www.imp-ace.com/

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