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キッカケインタビュー

もっとあなたはできるんだよ! 高卒の私にだって、できたんだから。

小林悟(こばやし さとる)

Innovation Art's株式会社代表取締役社長
ウェルスダイナミクスシニアトレーナー

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キッカケ記事

いま何やってるの?
経営・起業コンサルタント、そしてビジネスアカデミー学長として、経営者や起業家が自分の「才能」を最大限に活用し、世の中に貢献できるようサポートを行っている。
また、日本で10名しかいないウェルスダイナミクスシニアトレーナーとしてウェルスダイナミクスコンサルタントを育成している。

「自分、このままでいいのかな…」高校を卒業後、なんとなく地元で就職した小林悟さんは、ある日鏡に映る金髪の自分を見てハッとする。
そこから彼が、一流のフリーコンサルタントとして活躍するようになったキッカケとは。

キッカケ①:何もなかった学生時代

私は本当に勉強をしない子供でした。

「なぜ勉強をしなければいけないのか」が自分の中でいまいち理解できてなく、歴史とか絶対大人になっても役に立たないだろう、という確信があったので、一切手を付けませんでした。

最低限、足し算や掛け算などは必要だろうなと思って努力しましたが…当然ながら、小中高と学年最下位を独占している状態でした。


そんな私は高校を卒業した後も、将来やりたいことが特になかったので、地元の会社に就職しました。

仕事内容は流れ作業をひたすら続ける…勉強するときに机にじっとできなかった人間が同じ作業を続ける、というのはかなりの無理があってすぐに挫折しました。

上司に直訴して、トラック配達の仕事に変えてもらいました。これだと、毎日違う場所に自分の手で行ける。楽しく仕事を続けられました。

ただ、ある時二つの疑問が浮かびました。一つは仕事の量のわりに給与が安かったこと、そして、たまたま鏡に映った金髪の自分の姿を見て、「俺は一生をこんな感じで終えるのか…」と不安を抱いたことでした。


「このままではやばい…」私は転職する決意をしました。

キッカケ②:さあ、自分のスタイルの見せ所だ!

転職を考える際、一番頭に浮かんだのはスーツを着てする仕事でした。
学も無い当時の私にとって、ネクタイを締めてスーツを着る姿は『真面目』の象徴であり、憧れの姿でした。

私が受けた会社は、全国に展開する某大手商社グループの営業職でした。知識量0の私にとって運が良く、筆記試験が無く面接のみだったこと、そして茶髪で面接に向かった結果、かえって『度胸のある奴だ』と見てもらえ、無事に合格することができました。

21歳で、私は営業マンとしての第二のキャリアを歩み始めました。

21年間一度も、他人と競う、という文化に触れたことが無かったので、営業マン同士が成績を競う環境は新鮮でした。

ただ、人と争う楽しさは感じる一方で、自分より優秀な人達と同じことをやっても時間の無駄だと判断した私は、ここでも『自分流』で仕事に臨みました。


それは「相手をよく観察する」です。


お客さんのオフィスや仕事場で一日中業務中の様子を見学します。

するとどうも不便に感じる部分を見つけました。たとえばこの作業にこういうのがない、などというものです。
私はそこで感じた問題点を後日お客さんに提案、もし他社の商品の方が良いと判断したら遠慮なく持ち込む、というスタイルで営業を行っていました。

これが功を奏したのか、お客さんから大変喜んでいただけ、継続した結果として営業成績のトップにあっという間に昇り詰めることができました。


ただこの時、私にはある疑問が付きまとっていました。
「どうして自分より優秀な人達の方が成績を残せないのか」。
私にとっての「優秀」は、いわゆる学歴がある人。大卒の人は神様のように見えるくらいでした。


そんな私は順調に成績を残しながら、ついに営業所長を任されるまでになりました。
そこで私は思い切った決断をします。

「成績を残せない人はクビにする」です。

私より何十年もキャリアがありながら、私より成績を残せない人は、もしかしたらこの環境が向いていないからではないか、輝ける場所が他にあるのではないか、、、
そんな思考に至り、多くの社員にクビを伝えました。


少数精鋭として自分の賄える範囲で、外部への業務委託を行ったりしながら営業所としての業績を一気に上げるという結果を出した結果、本社に配属されることになりました。

本社でも好きなように業務に携わっていました。
経営改革や業務改革、新規事業の立ち上げ、外部企業の経営コンサルティングなど、それまでは経験したことのない自己重要感を味わえる仕事を、たくさんの部下を抱えることは拒み、自分のやりたいようにやってきました。


そうやって仕事を続けていたある時、「あなたはもうちょっと人の気持ちを考えた方が良い」と言われたんです。

キッカケ③:ウェルスダイナミクスとの出会いへ

人の気持ちを考えろ、といきなり言われても…どうやれば…

そもそも人の気持ちってわかるものなの?


と考えていたら、人の気持ちを理解するためには心理の根本的な仕組みを学べば良いと思いつき、心理カウンセラーの資格を取ろうと決めました。
人間の深層心理を学べば、何か変わるんじゃないだろうか、と思ったのです。


心理カウンセラーの資格を取得した私は、実際に学んだことを実践してみました。

人の話に共感する。傾聴する。相手のことを考える……。

これを実践していった結果、以前のように直球でデッドボールを投げるようなコミュニケーションはしなくなり、自分としては人当たりが良くなったかな、と思いました。


ただ一方で、今まで私が得意としてきたことが、何一つできなくなってしまったのです。

私はそれまで、まだ誰もやった事のない仕事や仕組みを考え、それを立案してきました。
しかし、新しい仕事をスタートさせるという事は、会社なのでそこに伴い、当然いろいろな人が動くわけです。

自分が動いたら迷惑がかかる人がいるのではないだろうか?

自分が考えた仕事を進めていったら仕事を失う人がいるのではないだろうか?

……今まで考えなかったようなことを考えるようになったのです。
それは自分にとってとても苦痛で、一生懸命頑張っても簡単に解決できることではありませんでした。


悩まされる時期が続いていた矢先、偶然『ウェルスダイナミクス』というメソッドに出会いました。
他人と差別化できる自分の強みや才能を知ることが出来る仕組みです。

試しに無料のテストを受けてみて、衝撃が走りました。
私が今まで活かしてきた能力と、人の気持ちを考えるという能力は、全く真逆のものだったのです…!

「このメソッドのことをもっと知りたい!」と思い、ウェルスダイナミクスの資格も取得しました。


実はこの時、会社を辞めようかどうか悩んでいた時期でもありました。

入社してからやりたいこと、好きなことをやり尽くさせてもらって、私という存在に自信を与えてくれた会社。
感謝はしているものの、会社が私に求めることと、私のやりたいことにギャップが生まれはじめていた時期でもありました。

会社にしてみれば、私に更に上の役職を与えることで活躍をして欲しかったのだと思いますが、一方で私は、誰にも指図されることなく自由な環境でプレーヤーとしてやっていくことに快感を覚えていたのです。


結果的に相互の思いは一致せず、私の方から会社を辞める決断をしました。

会社からは「会社の気持ちもわかってくれよ(笑)」と言われましたが…


独立して何をするのかという点については決まっていました。
フリーのコンサルタントとして、『ウェルスダイナミクス』を活用したコンサルティングを様々な人に提供することです。
自分の才能を活かせていない人たちに、自分の才能に気づき、人生をより楽しく価値あるものにして欲しいと思ったからです。

キッカケ④:ギャップを大きくして、背中で引っ張れる存在に

今、そしてこれから、できるだけ自分の人生のギャップの幅を大きくしていきたい。

私は本当にダメな人間でした。
ただ、その分現在そして未来へとできるだけ自身のステージを上げていくことで、
「悟さん、昔はこんなにダメな人だったんだ」と思ってもらいたいんです。

そう思う理由は、2つあります。
1つ目は、過去の事実に正面から向き合ったからこその今があるから、ということです。


事実に向き合う。

これは、親父が25歳の時に亡くなり、昨年には母親が亡くなったことも関係しています。

二人とも難病で亡くなったのですが、これは自分の及ばない、意志ではコントロールできないものです。
本当に辛い思いをしましたが、そういう類のものは必ず存在するという認識が必要だと思っています。

だから、辛い出来事や悲しい出来事を理由に、「落ち込んで仕事ができない」などとは言っていられません。
事実を事実として受け止め、そこからどうするかを考えないと先へは進めないのです。


今やるべきことに視点を切り替え、動く。

その大切さを私は行動で伝えていきたいです。

もう1つは、「さとーるさんに教わった」という事実に誇りを持っていただきたいからです。

「さとーる」というのは、ビジネスアカデミーの生徒やクライアントさんなどから呼ばれる愛称です。

私も25歳の時までは何も考えていなかったし、今の自分の姿を5年前に想像できる人はほとんどいないでしょう。
現実がどーだ、とか今できていない、というのは全く関係なくて、これからこうしようと考えるのが未来へ進むためには大事です。


始めないから始まらないんです。

「私なんかが…」という言葉、嫌いなんです。

誰かと比べて悲観的になっている暇なんかない。
自分のできることを探し出し、それを磨いて前進していけばいい。


よく言われるんです。「いやいや、さとーるさんだからできたことでしょ!?」と。
「俺の過去を知っているのか!?」と思わず言い返したくなります(笑)


どん底から這い上がってきた俺でさえこんだけできたんだから、もっとあなたはできるんだよ!という自信を持ってほしい。
高学歴の人が語るよりも現実味があって、面白いかな、と。

自分の特徴が他の人の持っていないものだったら、その人に還元してあげられたらいいんじゃないかと思う。

その点で考えると出来ないものばかりにみんな目を向けがちだけど、今できることは当たり前のことじゃない。
それをみんなに気づかせてあげたい。

これが私のKeyPage。

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掲載日:

鍵人No.0050

小林悟(こばやし さとる)

新潟県上越市出身。
高校卒業後、トラック運転手の経験を経て大手企業の営業職へ転職。
自分が得意なことに集中することで本社戦略部門の責任者まで上り詰め、学歴がなくとも才能を活かすことで求められる人間になることを知る。
40歳で独立し、人の才能を引き出す事をミッションとするCREATORを設立、2017年に法人化。Innovation Art's株式会社を設立し、代表取締役に就任。
Innovation Art's株式会社HP:http://innovation-arts.co.jp/

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