外舘冬樹 Episode2:人間関係に苦しみ、独立を決めたキッカケ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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高校を卒業し、僕は就職先を探しました。「ここからは僕の自由なんだ!」しかし北海道での仕事は資格や学力が必要な仕事しかありませんでした。それに加わえ「自分は関東の人間だ」という無駄なプライドを持っていたため、就職活動で北海道から出て関東に戻りたかったこともあり、東京での就職先を探しました。

温泉が好きだった僕は、温泉で働きたいと思い、温泉などのレジャー施設を運営する会社に入社しました。レジャー施設運営として、ボーリング場へ勤務した後、4ヶ月後パチンコ店へ異動となりました。はじめは乗り気ではなかったパチンコ店勤務ですが、接客技術や専門技術も身に付いていくのが分かり、楽しく仕事をしていました。

しかし、異動から1年後直属の上司が変わりました。「XXXをしろ!」といった次の日には「XXXをするな!」と言ってくるような理不尽な上司で、ソリが合わず、やもなく転職を決めました。パチンコ店での勤務が楽しかったこともあり、次の就職先もパチンコ店に決めました。

年功序列だった前の会社とは違い、成果主義の会社で、入社半年にして現場責任者まで任せてもらえるようになっていました。しかし、思ったことを包み隠さず言ってしまう性格が災いし、人とぶつかることも多く、1年半働いた後、人間関係の悩みから退職を決めました。

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その後も、携帯電話の法人営業、携帯電話のショップ販売、飲食チェーン、新聞配達、工場と転職を続けましたが、人間関係や職場環境が合わず転職を繰り返していました。

上司に意見を言ってしまい、ぶつかってしまうことが多く、同僚からは「それなら社長になればいいじゃん!」といわれていたこともあり「そうか、自分で独立すれば良いんだ。」と考えるようになりました。そんな時、飲食店チェーンのフランチャイズによる独立社員募集を見つけ、神奈川県の飲食チェーンでフランチャイズオーナーを目指し働き始めました。

掲載日:2016年10月28日(金)

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イベンター

外舘冬樹(とだて ふゆき)

イベントプロデューサーとして、年300回以上のイベントを開催する外舘冬樹さん。人と人とが繋がる場所を作りたいと思った、その原点とは。

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