黒須真里奈 Episode4:本当の理想像を追求するようになったキッカケ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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そんな私に、彼氏はアニメ版『美味しんぼ』の「女の華」という話を勧めてくれた。
男性社会の寿司職人の世界に飛び込み、男性従業員を従えて店を仕切っていた女性。
お客さんからの一言がキッカケで、女性特有の「美しさ・きめ細やかさ・気配り」を活かすことの大切さに気付くというストーリー。
「どぎつい」と言われ自分の在り方に疑問を持った私にリンクする内容だった。

私は、どぎつさを手放すために、「力」を手放した。肩肘張らずにゆるく行こう、そしてパートナーを立て、パートナーをサポートする立場になろう、と決めた。

それからいろいろあって(話すととても長くなる)、私は正社員の職を手放した。
先輩からは「履歴書にキズが付く」と言われたけれど、そんなことは気にしない。
入籍もしたことだから、バリバリ仕事するのではなくて、サポート役に回って、勤務時間も少なくしたい。
そう考えた結果、派遣の仕事をしながら、好きな活動をすることに決めた。
その流れの中で、この『Key Page』にかかわるようになった。

これからどうしていくか、明確には決めてない。
ただ、「ゆるっと主婦」により近づくように、どういった働き方や生活スタイルが自分たち夫婦にとって心地いいか、追い求めていくと思う。
今の私の夢は、夫を支え、子供を産んで、あたたかな家庭を築くことだから。

いつか振り返って思うんだろう、キャリア雑誌を読んでいたあの日が、価値観の大きなターニングポイントだったと。
頑張らなきゃ、優秀にならなきゃという鎖を外した、Key Pageだったんだ。

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掲載日:2016年10月10日(月)

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黒須 真里奈(くろす まりな)

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