社会人3年目の時、当時付き合っていた彼女と結婚を考え、お金について勉強しようと思い、当時国税局に勤めていた姉からお金について学び始めました。その過程で色んな本を紹介してくれたり、人を紹介してもらったりしているうちに独立志向が強く人生について真剣に向き合っている同世代と多く出会うようになりました。
その人たちの影響でどんどん視野が広がり、これまで何となく生きてしまっていた僕が、自分自身の生き方について真剣に考えるようになりました。その結果、結婚まで考えていた彼女とは別れてしまうことになったのですが…
「自分はどんな生き方をしたいのだろう…?」
色んな人と知り合っていく中で、ある一人の男性と知り合いました。それが今の仕事のキッカケにもなった、高橋尚志さんでした。初めて会った時、散々自分のことを話したにもかかわらず「あなたが何をしたいのかよく分からないです。」と一刀両断。しかし、これまでそんな風にハッキリ言ってくれる人がいなかったこともあり、ちゃんと自分を見てくれているのだと感じ、信頼を覚えやがて尊敬するようになりました。
その頃から僕は、高橋さんに誘われたセミナーや交流会によく参加するようになりました。そんなある日、高橋さんの会社主催のパーティーに参加した時、ここで働いている人は皆とても楽しそうに仕事をしているのが印象的でした。ここに集まる人の魅力に魅せられて、一緒に働きたいと思うようになったのです。
「自分らしい人生を歩んでいる人たちってすごい幸せそうだな…」
この仲間たちと描く未来は、とても輝いて見えたのです。
「僕も自分らしく生きられるのかもしれない。」
この日以降、自分が自分らしくいれる場所を見つけた僕は外務省を辞める覚悟をしました。
「この人達と一緒に働きたい!」
そうして僕は、最初はかけもちでアルバイトをしながらではありましたが、高橋さんが所属する会社Beautiful Daysの営業として仕事に就くことになりました。
Beautiful Daysの営業をするに当たって人間関係が大切である事を教わりました。母親が教育者的な観点を強く持っていたこともあり、人の教育が大切だという気持ちは昔から持っていました。そのため、コミュニケーションやセールスの教育を取り入れようと思い高橋さんが提供する心理学を用いた『SAプログラム』を採用することにしました。しかし、実際に営業を行うにつれて、“人に強く言えない”、“人の反応を気にしている”そんな自分がいることに気付きました。昔の自分がまだいたのです。
「どんな時も、昔の自分が邪魔をする。」
自分自身の人生と向き合えた今の僕に、過去の自分は必要ありませんでした。「変わりたい!」僕はその方法を探していました。
掲載日:2018年11月28日(水)
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