家の近所に20歳くらいの大学生たちが住んでいて、その人たちにも遊んでもらっていた。
誰かに当たり散らしたりするようなことをしないでいられたのは、その人たちからアドバイスをもらっていたからだ。それもまた、年上の人と関わることが多いことで良かったと言えることの一つ。
もう一つは、自分自身の弱みや気持ちを誰かに伝えるということにも抵抗がなくなったことだ。
年長者と接するのだから、何も気を張る必要はないという想いからだろうか。おかげでプライドが高いと自覚する一方で、素直な自分を見せられるようになった。
そうすることで自分を信頼してくれる人も増えたし、友達が多かったのもそのおかげなのではないかと思う。
そうして仲良くなった人から、また新しい人を紹介してもらうという「人脈のリレー」が続いた。
掲載日:2017年04月21日(金)
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飴猫(あめねこ)
「今までの出逢いの中で印象的なものはない」と語る一方で、すべての“出逢い”を覚えているという飴猫さん。繋がれたタスキがいつか人脈のリレーを作っていった。その先で彼が思うことは?