起業して、はじめの3か月は一進一退の状況でした。
けれど、私は、本気で「物販」に挑みました。
記憶にある限りの過去のどの時点のどの努力よりも真剣に。
朝7時から夜の11時まで。食事以外はずっと仕事をしていました。
それぐらい真剣に転売と向き合っていました。
不安も多くありました。
これは、売れると思って大量に仕入れたら売れなくなり在庫を抱えたり、逆のこともあったり。
でもそれは、あきらめず、行動し続けることで乗り切りました。
その結果、3か月目でそこそこコツをつかめたと感じるようになりました。
4か月目のこと。いきなり成果が出て、売り上げは100万円になっていました。
1年かけてそこを目指すつもりだったのにたった4か月で達成してしまいました。
必死だったので、思わず大声をあげてしまうほど無茶苦茶うれしかった。
「こんなことならもっと早く起業しておくべきだったなあ。」
ついそんな思いも浮かんでしまうほどでした。
それからは、売り上げは3倍に増え、初年度の年商は3000万円になっていました。
2年目に入ってきて、物販で十分に生計を立てられるようになってきました。
ただ、家での孤独な作業が多く、次第に「こんなことやりたかったの?」と思うように。
もう一度、自分のやりたいことを見つめ直しました。
そういえば、私は「人に教わって」この事業を成功させていきました。
振り返ってみると、私は、人をサポートすることが好きでした。
私の経験を人に教えるのもいいんじゃないかな。
そんなことを考え始めて、インターネットビジネスの塾を作りました。
はじめは人もまったく来ませんでした。
けれども、それまでの経験から「わからない時には人に聞こう」と思い、
塾経営について習いに行ったり、コンサルを受けたり、メルマガを発行したり、
塾としてのコンテンツを整えていったり……。
そんな試行錯誤を繰り返すうち、
塾には人が集まり、塾生さんたちが大きな成果を
出してくれるようになりました。
今では、定期的に仙台、東京、名古屋、大阪、博多、那覇で
勉強会が開催できるほど、塾は成長し、
日本全国に広がっています。
私は、後悔しないことを信念に置いて生活しています。
それまでのフランスへの留学や会社員時代は後悔の連続でした。
これからは、絶対に後悔したくありません。だから
「まずはやってみる」
行動しないと何もはじまりません。
そして、よりよくするためにはどうしたらいいか考えて、また行動する。
そんなことの繰り返しで人生は成り立っているのです。
目の前の人の役に立つにはどうすれば良いのか。
それを考えて、行動を積み重ねていくこと。
そして自分から動くことを心掛ける。
自分から挨拶をすることを徹底する。
そんなことでもいいんです。
「まずはやってみる」
そうすればきっと明るい未来が待っている。
それが、僕のKeyPage…。
掲載日:2017年08月18日(金)
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大上達生(おおがみ たつお)
フランス留学での失敗から、なんでも「できない」と思っていた男が、起業して転売ビジネスに成功し、自分自身を取り戻していく道のりとは?