小川真 Episode3:デザインへの興味 | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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大学を卒業し、社会に出た後も、オファーがあればイベントに出演は続けました。
「好きなペースで好きなことをやらせてもらっている」という感覚でしたので、「ここで完全にやめる」という引退のような感覚は考えることもなく、「プロ意識を持って取り組んでいる趣味」の ような気持ちでした。

もちろんギャラが出るイベントは失敗できません。
お客さんを楽しませるのが仕事ですから、その意識は常に持っていましたし、マイケルのパフォーマンスや人を楽しませる工夫のことは考え続けてきました。

そうすると、ダンスをコピーするだけではなく、そこに演出をプラスしたいという欲が出てきました。
自分たちをPRするための資料や名刺なども作り始め、やがて自らの動画を編集したりと…。
ステージ外でもクリエイティヴなことに注力しなければならない。そんな価値観がどんどん膨らんでいきました。こうすることで、自然とデザインの知識や技術が増えていき、また専門学校などで習う王道のデザインとは異なる、独自のセンスが磨かれてきたのかもしれません。

その後も様々な人に出会いましたが、中でも特にお世話いなっている1人がbable(ベイブル)さんという方です。ダンサーや役者もこなす彼が、“The Earth Gazer”という舞台の監修をするという話があり、「映像演出として制作で参加してほしい」というオファーをいただきました。

彼の周りには映像におけるスペシャリストも沢山いるのに、何故自分なんかに…?
「いや、マコさん(僕のあだ名)のセンスが欲しかいんですよ。」有難いことに、そう言っていただきました。

僕は映像の専門的なエキスパートではないので、技術面ではその世界のプロには負けます。
しかし、エンターテイナーとしての視点、そしてマイケル・ジャクソンから学んだ、人を楽しませるアイデアやセンスは磨いてきた自負もあります。bableさんはきっとそこを評価してくださったのかもしれません。

世界のトップを走ってきたマイケル・ジャクソンのパフォーマンスを腐るほど見てきた僕は、どうすれば人をワクワクさせられるかを四六時中考えています。今までも、そしてこれからもそれは続いていくでしょう。そうした土台のおかげで、こうした制作のお仕事も巡ってきたのだと信じています。

技術屋さんではなく、エンタメ屋さんでありたい。
この感覚はきっと揺るぎません。

掲載日:2017年03月24日(金)

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