三原勇気 Episode3:このまま就職して後悔しないの? | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

» 三原勇気 Episode3:このまま就職して後悔しないの?

大学生になりました。
保育、教育系の学科に入り、夢に一歩近づいた喜びでドキドキワクワク。

大学での「身体表現ゼミ」との出逢いによって、ダンスの魅力を大いに感じました。

ゼミでの活動は、自分にとって初めての経験ばかり。
保育園や小学校などでダンスの指導やパフォーマンス、
地域イベントでのワークショップ。
卒業研究でダンスを交えた劇を作り教育機関で公演したり……等々。

ワクワクがいっぱいでした。

体をめいっぱい使ったダンスで、
『楽しい』『うれしい』といった感情をダイナミックに表現する。
そしてその感情をその場にいる人達と共有する、すると皆でつながることができる。

「そうか!ダンスって人と人をつなげることができる、楽しくてHAPPYなものなんだ!」
と感じて、子ども達ともっとダンスをしたいと思うようになりました。

そんな密度の濃い日々を過ごし、就職を考える時期になりました。

家族は大好きで弟の成長も見守りたいし、住み慣れた地元で就職したいけれど、ふと、
「ここで一生、過ごしていくのって自分のやりたいことなの?」
そんな思いを抱くようになりました。

自分にしかできない『何か』を成し遂げたい!
もっと様々な刺激を受けるために東京に行きたい!

でも、家族は地元に残ってほしいと……。
私は、夜も眠れないほど悩み、葛藤しました。

しかし、「自分を信じよう!東京に出よう!」という人生初めての一大決心をしました。

この決心ができたのは、自己肯定感があったから。

また、この決心を聴き、思いを受け止めてくれて、
「寂しいけど、応援してるよ」と支えてくれる家族がいたからこそ、自分の選択を信じることができました。

たくさんの思いや夢を背中に乗せて、東京都内にある保育園に就職することになりました。

掲載日:2017年11月03日(金)

このエピソードがいいと思ったら...

この記事をお気に入りに登録

保育士
おやこスキンシップダンサー

三原勇気(みはら ゆうき)

現役保育士として、多くの人をスキンシップとダンスで笑顔にする三原さん。多くの人を幸せにしたいと活動をはじめた三原さんのキッカケとは?

エピソード特集