日置祐輔 Episode5：「こどもが憧れる大人のチーム」が未来を創る | KeyPage(キーページ)：起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

こうして僕は、自分の人生でひとつ止まっていたものを、前に進めることができた。

そして今、自分の心の中にあるものは、

ケンジとの約束を果たして生まれた”自信”
何よりも大切な”家族”
Sun’sの名のもとに、誰かの力になりたいという”意思”

更に、自分の様々な経験を通して持っているこだわりが、2つある。

1つ目は、「人に輝きを与える生き方をする」ということ。

自分が持って生まれた名前の意味を、とことん追求していきたい。そのためには、まずは自分自身が輝くこと。自分が輝いてこそ、それを人に提供できるのだと思う。

2つ目は、「こどもが憧れる大人のチームを創る」ということ。

僕はチームで何かを描いてそれを達成することが何より好きだ。そして、何より楽しい。大人たちがワクワクして、大きなことを成し遂げたり、全く異なる業種の人が集って、今までになかった新しいものを生み出していく。そんなコミュニティを創っている。そしてその姿を未来のこども達や、大切な我が子に見せていきたい。将来の夢は何？と聞かれた時に、こども達が、「ママ”達”」「パパ”達”」と答えようものなら、それほどに嬉しいことはない。

こんな形で自分の観る世界がより拡がり、年齢の離れたこども達に対する大人の在り方を強く意識するようになったのは、僕に娘ができたおかげかもしれない。

そして、これを成し遂げていくために、自分自身でコミュニティを創り、お金と副業の学校『MIRAIBANK』、起業支援プログラム『SHiP』を主宰している。

今、日々忙しく働いている人に対して、たったの数分でも良い、自分が働く意味や生きる意味を問うきっかけになれば嬉しいと思う。

「自分の人生の主人公は、紛れもなく自分。」

使い古されたありきたりな言葉に聞こえるかもしれないが、身を持ってそれを実感したとき、人は大きな一歩を踏み出せるのだと思う。

これから育っていくこども達には、そのことが当たり前であってほしい。決して簡単なことではないけれど、少しでも「真の自分の人生を生きることができる人」を増やしたいと、日々地道な活動を続けている。

道なき道の途中、行き詰まる時もある。そんな時は、自分の好きな魔法の5文字の言葉を唱えるようにしている。

それは「だから、やる。」というシンプルな言葉。

自信がない。時間がない。お金がない。やる理由が見当たらない。……
誰もが自分の人生の主人公になる途中、足かせとなる様々な不安たち。そこで立ち止まる人も多い中、僕は思う。

“それこそが、やる理由なんだ。”

「だから、やる。」

立ち止まってる暇はない。ただ進むのみ。

たったひとりのちっぽけな男の経験と在り方、想いが、これを見てくれた”顔も知らないアナタ”にとって、何かが変わるきっかけになることを祈っている。

これが僕の、Key Page。