様々模索する中、僕が選択したのがマジックでした。
マジックを始めたキッカケは、高校3年生の時に見ていたテレビ番組でした。そこに映し出されていたマジックの世界に、僕は引き込まれてしまいました。
ある日デパートに行った時、たまたまマジック用品のデモンストレーションしているマジシャンがいました。
その場でマジックを見せてもらって、「うわっ、すげーーーっ!!!」と感動しました。「これを買えば、自分にもマジックができるんじゃない?」そう思って、2,000円ぐらいでマジック用品を買ってみることにしました。自宅で一人で一生懸命練習し、学校で友達に披露すると、ものすごく反響が良かったのです。「これはイケるぞ!」と思いました。
高校を卒業して働いている時も、時々マジックをやっていました。
その一方で、自分の人生や、やりたいことについて悩むようになっていました。ある日、テレビでマジシャンのセロさんや前田知洋さんのマジックを見ていたら、昔「マジシャンになりたい」と思っていたことを思い出しました。同時に、「これぐらいなら自分でもできる!」とついつい素人ながら思ってしまっている自分もいました。
「これなら僕もプロになれるんじゃない!?」テレビの中のマジシャンたちに触発された僕は、トランプとコイン4枚だけを持って銀座のマジックバーへ面接に行きました。僕は運良く面接を合格した為、仕事を辞めて、プロマジシャン一本で生きていくことにしました。
掲載日:2017年02月03日(金)
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