徳島県に生まれた私は、幼いころから父と母の愛情をたっぷり受けて育ちました。
私が何かに失敗したときには、
「失敗しても大丈夫だよ。失敗から学ぶことの方が多いんだから」
自分に自信がないときには、
「何でもやりたいと思ったらやってみよう!応援してるからね」
そう言って、父と母はいつも大らかで味方になってくれました。
そして、両親からの愛の溢れるスキンシップ。
ハグやハイタッチ、頭をなでる、階段を上がるときのお尻タッチ、そしてこちょこちょ遊び……。
『触れられることで抱ける、愛されている感覚』
『自分からも触れてもいいのだという喜び』
『そこから巻き起こる笑いとありがとうの気持ち』
でいっぱいになりました。
家族が、私の大好きな安全基地でした。
両親のおかげで、小学生のころから「男の子も女の子も関係ないやん。人類みな友達!」というスタンスで、
分け隔てなくいろいろな人に接することができました。
そんな私は、同性だけで集まって遊ぶことの多かった男の子よりも、
男女問わず関わろうとする子の多かった女の子と特に一緒に遊びながら、クラスみんなと過ごしていました。
そんな姿を見た周りの子たちから、「女好き」とからかわれて、落ち込むこともありました。
でもそんなとき、両親がこのように言ってくれました。
「他の人がなんて言ったって勇気は勇気だよ。いいところがいっぱいある。そのままでいいんだよ!」
両親の愛情が心に響き、「自分はこれでいいんだ」という自己肯定感へとつながっていきました。
この自己肯定感と絶対的な味方の存在があったから、小学生のころから自分を貫き、
周りに左右されずに自分らしく生きることができたのだと思います。
掲載日:2017年11月03日(金)
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