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キッカケインタビュー

自殺を決めて被災地へ!たくさんの笑顔を作り出す人になれたキッカケ

外舘冬樹(とだて ふゆき/イベントカフェオーナー)

イベントプロデューサー

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いま何やってるの?
東京都内でほぼ毎日、人と人が繋がる多岐に渡るイベントを開催している。最近の人気イベントは、猫カフェ貸切もふもふ人狼ゲーム会や、行列のできる人気ラーメン店を貸切にしての流しつけ麺パーティーや、ネットワークビジネス撃退飲み会、有名セクシー女優さんをゲストに迎えての下ネタ飲み会等。他の人がやらないような尖ったイベントやセミナーを単独、またはコラボで開催している。

イベントプロデューサーとして、年300回以上のイベントを開催する外舘冬樹さん。人と人とが繋がる場所を作りたいと思った、その原点とは。

キッカケ①:生き方を選べない子供だからこそただ耐えるしか無かった…

僕は東京で生まれました。小学校2年生のころ、父親のレストラン開業に伴い神奈川のマンションへ引っ越しました。しかし、経営は上手くいかずやがて廃業し、その影響もあり両親は離婚しました。そうして、小学校6年生の夏に母親の出身地である北海道へ移り住みました。


北海道での生活は、環境が僕の心を変えていきました。家賃5千円の市営住宅、トイレもボットン便所という家。


「僕は北海道の人間ではなく関東の人間だ…」
「以前は関東のマンションに住んでいたのに…」


東京での生活とここでの生活を比べるようになり、学校にも馴染めず、やがてイジメられるようになりました。恵まれていた関東での暮らしから一変し、母親はシングルマザーで収入も少なく、僕自身もイジメられているという…そんな環境。


中学校に入ってもイジメは続きました。本当に辛くて、みじめで、時に自殺を考えたこともありました。それでもなんとか中学校生活を終えることができました。進んだ高校は、学力の問題や母子家庭であることから地域内でも特に偏差値の低い学校。英語は「ABC」から始まるような…そんな学校。


生き方を選べない子供だからこそ、ただ僕は我慢するしかありませんでした。


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キッカケ②:人間関係に苦しみ、独立を決めたキッカケ

高校を卒業し、僕は就職先を探しました。「ここからは僕の自由なんだ!」しかし北海道での仕事は資格や学力が必要な仕事しかありませんでした。それに加わえ「自分は関東の人間だ」という無駄なプライドを持っていたため、就職活動で北海道から出て関東に戻りたかったこともあり、東京での就職先を探しました。

温泉が好きだった僕は、温泉で働きたいと思い、温泉などのレジャー施設を運営する会社に入社しました。レジャー施設運営として、ボーリング場へ勤務した後、4ヶ月後パチンコ店へ異動となりました。はじめは乗り気ではなかったパチンコ店勤務ですが、接客技術や専門技術も身に付いていくのが分かり、楽しく仕事をしていました。

しかし、異動から1年後直属の上司が変わりました。「XXXをしろ!」といった次の日には「XXXをするな!」と言ってくるような理不尽な上司で、ソリが合わず、やもなく転職を決めました。パチンコ店での勤務が楽しかったこともあり、次の就職先もパチンコ店に決めました。

年功序列だった前の会社とは違い、成果主義の会社で、入社半年にして現場責任者まで任せてもらえるようになっていました。しかし、思ったことを包み隠さず言ってしまう性格が災いし、人とぶつかることも多く、1年半働いた後、人間関係の悩みから退職を決めました。


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その後も、携帯電話の法人営業、携帯電話のショップ販売、飲食チェーン、新聞配達、工場と転職を続けましたが、人間関係や職場環境が合わず転職を繰り返していました。


上司に意見を言ってしまい、ぶつかってしまうことが多く、同僚からは「それなら社長になればいいじゃん!」といわれていたこともあり「そうか、自分で独立すれば良いんだ。」と考えるようになりました。そんな時、飲食店チェーンのフランチャイズによる独立社員募集を見つけ、神奈川県の飲食チェーンでフランチャイズオーナーを目指し働き始めました。

キッカケ③:自殺を決意したことから命の大切さに気付いたキッカケ

「仕事が遅せえよ!!」


働き始めた店の上司が暴力的な人で、仕事が少しでも遅くなると胸ぐらを掴まれ怒鳴られる毎日。また朝9時から深夜4時まで働くという日々が続き、精神が病んでしまいました。


「こうなったら死んだ方がましだな」


こき使われる毎日に嫌気が差し、僕は自殺を決めました。しかし、心残りもあります。


「誰にも認められずに死ぬのは嫌だ。死ぬにしても誰かに感謝されてから死にたい」


2011年5月、東日本大震災の直後だったことから、最後にボランティアをして、人の役に立ってから死ぬ決意をしました。財布と携帯電話だけを持って、福島に向かいました。途中で貯金していた財産を使い切ろうと高い店に行ったりして散財もしました。東北に着き、福島や仙台を回りました。そこで悲惨な現場を見て、衝撃を受けました。


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「生きたくても生きれなかった人がいるんだ…僕は本当に今死を選んでいいのだろうか?」


そして僕は、このまま誰の役にも立てないまま死ぬのではなく、もう少しだけ人のためになるように生きることを決めました。そうして関東に戻り、仕事を探し、工場勤務の仕事に就きましたが、怪我が原因で退職することとなりました。その後も人間関係の悩みからは改善されず転職を繰り返す日々が続きました。


「やっぱり、僕は誰かの役にたつことはできないのかな…」

キッカケ④:イベントを通して、人の笑顔を作ることが出来たキッカケ

そんなとき、友人からBBQに誘われました。「BBQを今までの人生でやったことないし行ってみよう」そんな軽い気持ちでBBQ会場に向かいました。会場に着いてみると、そこには40人を超える人がいました。


「これみんな友達なの!?」


と友人に答えを聞いてさらに衝撃を受けました。


「いやほとんど知らない人だよ」


知らない人同士が集まる"イベント"という存在を知らなかった僕には「そんなものがあるのか!」と衝撃でした。そしてその場で出会った一人から、たこ焼きパーティに誘ってもらったことをキッカケにイベントに参加していくことになりました。イベントに参加するうちに、自分がいかに狭い世界で生きていたかを知りました。


「自分の世界をもっと広げたい!」


そう痛感した僕は、それからというもの、可能な限り毎日のようにイベントを探し、参加する日々を送りました。そんなある時、イベントで知り合ったラウンジのオーナーに声をかけられました。


「冬ちゃん、色んな所に顔を出しまくっているけど、何がしたいの?」


僕には何も答えられることはなく、「何をしたいかわからないから、色んな人に会っているんです」と答えることしか出来ませんでした。


「それなら自分主催のイベントとして、"一日店長"をやってみないか?」と声をかけて頂きました。そうして決まった、1日だけお店を貸し切り友達を集めて運営する一日店長。本当に人が来るのか?お酒も作れない僕に出来るのか?など不安が多くある中、"一日店長"をやる日を迎えました。

そんな不安とは裏腹に、当日を迎えてみると30人もの人が集まってくれて、"一日店長"が終わった後もみんなから「来てよかった」「色んな面白い人と繋がれた」と多くの感謝を貰いました。"一日店長"をやることで「イベント主催って多くの人から感謝されるんだ。」ということに気が付きました。

また、人と人を繋げることで、みんなの世界が広がってくれたことに感動しました。そしてイベント主催の楽しさを知った僕は、自分主催のイベントを少しずつ開催するようになりました。


その後、そのオーナーから、中目黒のカフェの運営委託についての話を聞きました。


「今までの僕は、『自分には無理だ』という思い込みからチャンスを逃してきた。」


「自殺しようと思った身だからこそ失うものは何もない」


そして何より、


「誰かの役に立ちたかった…」


僕は勇気を振り絞り店を始めることを決めました。人と人とを繋げるイベントカフェ。昔の僕のように、狭い世界で生きている人の世界が広がるように...


これが、僕のイベントを通して自分自身の価値に気付いたKeyPage…


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追加ストーリー①:外舘冬樹 - 追加取材決定!あのキッカケを経て

KeyPageミュージック:KeyPageミュージック - Always

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掲載日:2016年10月28日(金)

鍵人No.0039

外舘冬樹(とだて ふゆき/イベントカフェオーナー)

転職13回、引越20回。
何をやっても続かず、自分の人生に絶望していた時にイベントで出会った1人の男により世界が広がり、自分が今までいかに狭い世界で生きていたかを知る。
その後様々なイベントに参加することにより人との出会いによって世界が変わることを確信し、ふとしたキッカケでイベント主催を始める。

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