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キッカケインタビュー

体重36kgに激減!? 女性に身体のしくみを伝えるようになったキッカケ

照井窓日(てるい まどか)

女性ホルモンバランスプランナー

この鍵人のコンテンツ:

キッカケ記事

いま何やってるの?
会社員時代、自分を顧みることなく働き続けた結果、4ヶ月の休職を経験。それをキッカケに、女性の身体と食事、生活習慣に関心を持ち始め、女性ホルモンバランスプランナーの資格を取得し、独立。現在、女性ホルモンバランスプランナーをはじめ、ビューティーフードコーディネーター、アクセサリーデザイナー、美容ライターなど、多岐にわたって活動中。

女性ホルモンバランスプランナーとして活躍している照井窓日さん。「女性は、自分自身の心と体について良く知る必要がある」という信念を持って働くようになったキッカケとは?

キッカケ①:自分の成長を信じて、がむしゃらに働いた新入社員時代

大学を卒業してから私が入った会社は、法人を対象とした提案営業型の営業会社でした。
数字ではっきりと現れる実績という物差しで成長を確認しながら、スピード感を持って進む熱い上司や先輩方に恵まれた新人時代でした。目標として置かれたマイルストーンを越える度に成長していることが実感できる気がして、とにかく働きました。


日々向き合う業務内容はクライアントの販売促進支援だったので簡単な仕事ではありませんでしたが、お客さんに提案するのは楽しく、何より期待に応えたいと思っていました。そのような思いから、私は毎朝8時前には出社し、日中はテレアポやクライアント訪問に没頭しました。
営業後、オフィスに戻り19時からミーティングをして、夜20時から提案用の資料を作って…という生活をしていました。遅い時は、24時頃までデスクにいるという毎日無茶な働き方ができたのは、まだまだ体力もあったことと、何より常に気を張っていたからなのだろうと思います。



入社し必死に働いていくうちに、いつしか「新人賞を獲ること」が大きな目標となっていました。秋には毎月の目標も連続して達成することができるようになり、そんな中で1年目の締めくくりとして掲げた目標でした。
結果、新人賞に加え部署でのVP賞も獲得することができ、必死に走り切った実感を感じながらの締めくくりでした。


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キッカケ②:心と身体の状態が少しずつ悪くなっていった入社2~3年目

1年目を走り切り2年目に入った頃、少しずつ自分自身の変化に気付くようになりました。なぜか今までのような活力が湧かない日が多くなり、頭が回らないと感じる時間が増えるようになりました。今まで通りやろうとしても、上手くできないし、やれない。周りの人たちからは「それ、燃え尽き症候群じゃないの?」と言われましたが、それも何か自分の中では腑に落ちなくて…。



上手く自分をコントロールして働けなくなっていくうちに、自分自身の価値がするすると手の中から落ちていくような焦りと不安の中にのまれていきました。クライアントさんを目の前にしても、「自分は本当に役に立っているのか?」と思うようになり、さらに「本当の自分って何がやりたいんだっけ?」と自分の中の泥沼にはまっていくようでした。



思うように活力が湧かない自分と戦いながら、クライアントさんとの関わりや同期の応援を励みに営業マンとして何とか価値を出そうとしていた3年目の後半、新卒採用担当への異動が決定しました。新卒採用担当として働くことが夢の一つでもあったので、改めて頑張ろうと思える良いキッカケになりました。



新卒採用の仕事ではたくさんの学生と話す機会があり充実していました。特に、説明会等で学生の前で話している時は、学生さんのいきいきとした表情や言葉に触れることができ、とても元気が出ました。しかし、デスクに戻るとメール一通送るPC作業すらもそれまでの倍以上の時間がかかるほど、私の状態は悪くなっていました。その時点で私は、ご飯も全然食べられなくなってしまい、体重も36kgまで減っていました。
食べ物が食べ物に見えず「できるなら点滴で食事を摂りたい。」と考えてしまうほど、私は限界を迎えていました。2013年入社の新卒採用をやっていましたが、内定をほぼ採用し終えた頃、文字通り私は力尽きてしまい、彼らの内定式に出ることはできませんでした。


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キッカケ③:自分の身体について、いかに無知だったのかを思い知らされた休職期間

そんな私の姿を見ていた周りの人たちから病院に行くことを勧められました。実際に病院に行ってみると、私はすぐさま鬱病と診断されました。先生からは「明日から休職してください。すぐに診断書を出します」と言われました。



「どうしよう、そんなに急には休めない」と私は反発しました。けれど先生は、「今のあなたの状態では仕事の調整はできません。そこも会社の方にお願いしてください。」と断言するだけでした。



上司からは「気がついてやれなくて、本当にごめんな」との言葉。胸がとても痛みました。とても温かく見守ってくれる上司ばかりだったので、自分の都合で勝手に休むことが自分のワガママに思えて仕方がなかったです。「メール一通送ることもままならない自分は、なんてバカなんだ」と毎日毎日自分を責めていましたが、「休職しなければいけないほど、私は限界だったんだなぁ。」と、どこかでホッとする自分もいました。



休職したのは、25歳の夏でした。4か月間の休職は想像以上にとてもキツく、まさに地獄のような毎日が続きました。それまではまとまった休みがあればどれだけ良いだろうと思っていたけれど、テレビを見たり本を読んだりしてもその意味がほぼ理解できず、今まで楽しいと思えたものも全然楽しく感じられない、まさに心も感情も死んでしまったような状態で、ただ時間を潰すしかありませんでした。「社会から取り残されてしまったのではないか」と焦りや不安を強く感じる中、空白の時間だけが果てしなく続いていくようでした。



しかし、休み始めて2ヶ月ほど経ち、心の状態も徐々に落ち着き始めました。先生から「脳の細胞は2~3か月で入れ変わるので、それぐらい経てば気持ちも落ち着きますよ」と言われていたのですが、それは本当でした。体調も良くなってきた頃、それまで酷使してきた自分の身体のメンテナンスをしようと、少し前向きな気持ちで婦人科検診に初めて行きました。そこの先生に言われた言葉は、私をまた闇の中に突き落とすものでした。



「照井さんの身体は女性器官がほぼ機能していません。治療をしましょう」



神様は一体、どこまで私に試練を与えるのだろう…。


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先生からは「子宮が一回り小さくなっています」と言われました。「生理は来ていると思いますが、排卵はしていないですね」と言われましたが、その内容は難しく理解するまで時間が必要でした。生理は来るけれども排卵はされていない、「無排卵月経」という診断でした。「(生理は)血が出ていればいいんだ」なんて軽く考えていた私だったので、『無排卵月経』という状態があること自体、この時初めて知りました。



排卵は脳から送られてくる信号が大きく関係してることを知ったのも、この時が初めてでした。こういった説明が先生からされた上で、先生から告げられたのは「脳に腫瘍などの何らかの異常がある可能性」と「卵巣に異常がある可能性」でした。そして、正しい治療のためにその両方を検査する必要性も告げられました。



「私の体はどうなってしまったの?どうなってしまうの?私はまだ何もしていないのに、未来が無くなってしまうの?」そんな不安と焦りと怒りにも似た感情が頭の中を支配していきました。せっかくメンタル面は改善してきたのに、今度はまた別の問題…もう自分自身の体を嫌いになりそうでした。



そのような思いを抱えたままでのMRI検査。注射器の針が腕に入ったまま30分以上暗い検査機の中で横になっている時、この先が不安で心細くて未来に明るいイメージは一切持てませんでした。幸い脳に異常はありませんでしたが、検査後結果が出るまでの3週間は生きた心地がしませんでした。

キッカケ④:3,000回以上シェアされたFacebookでの投稿

MRIの検査結果が出るまで、「もっと色んな事がやりたかったな…」と思い続けていました。同時に、「もしも元気になったら、私と同じように自分の心と体を顧みずに走っている女性をサポートしていきたい」と思い初めていました。



治療を続けて体調も良くなった頃、ふとFacebookに私の身に起きたことを書いてみました。「もしも今、あなたの体にこのようなことが起きていたら、是非病院に行ってください」と自分の体験談を投稿したところ、「投稿に感銘を受けたので、シェアしていいですか?」というメッセージやコメントをたくさんもらいました。そこからたったの3日間で3,000回を超えるシェアがされたのです。



自分の投稿が3,000回以上もシェアされるなんて、とても驚きました。「こんなことがあるなんて知らなかった」、「自分の周りにも広めます」と女性だけではなく、男性からも信じられないほど多くのコメントやメッセージをもらいました。この時、私は改めて世の中には女性の身体について知らない人が沢山いることに気が付かされました。



『自分の身体のことに対して無知でいることって、なんて怖いんだろう。私たちはなぜ、本当に大切なことを知らないのだろう』この思いが私の中でどんどん大きくなっていきました。でもそれは、知らない人たちがいけないのではなくて、身体について勉強する文化が無いのがいけないのではないか。そう思うようになりました。



女性ならではの心と体の仕組みと、それら守り方。知らないことが悪いのではなくて、まだそういったことを勉強する文化が浸透していないだけ。



知った人が広めなければ、世の中は知らない人が多いままなんだ。気が付いた人が動かなければ、世の中は変わらず今と同じままなんだ。そう気付いた私は、1人でも多くの女性に自分自身の身体のことを知ってもらうための活動を行うことを決めました。



女性が女性らしくあり続けるために、私の身に起きたこの出来事を意味のあるものにするために。



これが私のKeyPageです。


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掲載日:2016年11月09日(水)

鍵人No.0013

照井窓日(てるい まどか)

公式HP
http://madokaterui.com/
Beauty Food コーディネーターによる 内側から輝く女性になる♡Blog
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