コラム:無駄なことなど一つもない、ということ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

スタッフのつぶやき

コラム:無駄なことなど一つもない、ということ

五感を使って感じることの大切さ

わたしの職場は、家から車で10分走ったところにあります。
途中には心臓破りの坂があるので、普段は車で通勤しますが、時々自転車で行くことがあります。
仕事前に汗をかいて疲れてしまうし、30分前には家を出ないといけない。
それでも、疲れた時ほど、自転車で行きたい気持ちになります。

自転車で走る道には、たくさんの自然が溢れています。
見知らぬ花が咲いてたり、変わった形の雲を見つけたり。

風を受けて、季節の匂いを嗅いで、寒さや暑さを感じて。
五感すべてを使って、世界を見つける。
わたしにとって自転車でのこの30分が、心の疲れをとってくれる、無駄で大切な時間なのです。

慌ただしい現代だからこそ気づいた、大切なこと

現代で生きる人々は忙しくて、世界の些細な変化には気を留めない人が多いと思う。
誰もが時間に追われていて、「無駄な時間」を嫌い、すべてを効率化優先で運ばせ、
日常のちいさな出来事やモノたちに、気付く余裕もないように見えます。

だから時々、こうやって自然の流れに身を任せてみる。
一見無駄に見えるこの時間こそが、本当に大切なことは何なのかということを思い出させてくれます。

大切なのは追われるように生きるのではなく、楽しみながら追うように生きること。
本当に大切なことは空や風や草木や、道端の花が教えてくれます。
だって人間も、自然の一部なのだから。

様々なことに気づくキッカケをくれるこの時間を、これからも大切にしていきたいと思います。

キッカケワンポイント!
五感を全開にして自然を感じる。そうすると、肩の力が抜けてふっと楽になる。お試しあれ♪

掲載日:2017-04-16
提供者:かわじり みき

ちょこっとKeyPage

ちょこっとKeyPageを見る