梅原和宏 Episode1:既製品からオーダーメイドにスイッチしたキッカケ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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私の家は、祖父がスポーツ用品店を経営していました。
父の代で野球のグラブ(グローブ)メーカーとなり、引き継いだ3代目の私が、グラブだけでなく、その革を使って別の製品も作りたいと考え、財布や鞄なども製作する事業を始めました。

元々は既製品のみを取り扱い、オーダーメイドは受けていなかったのですが、父の伝手で多くの社長様とお会いし、お話をさせていただいていく中で、オーダーのニーズは非常に大きいことを実感させられました。
「オーダーメイド」であることに食いつく人が多かったのです。

そんな中、とある知り合いの社長様から、「1年くらいかかってもいいから、オーダーメイドで財布を作ってほしい」というお声が掛かったことをキッカケに、そんなに猶予を頂けるのであればと、チャレンジしてみました。

そのご依頼が、今の事業の形になったそもそものキッカケではあるのですが、その時は、そのご依頼のみ対応させていただいただけで、オーダーメイドをメイン事業にするには至りませんでした。
より大きな転機は、そのご依頼からまたしばらく経過して、2件目のご依頼をいただいた時に、訪れたのです。

掲載日:2016年09月26日(月)

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プレジデントギア創設者
株式会社 umehara & co. 代表取締役

梅原和宏(うめはら かずひろ)

社長のためのオーダーメイド財布「プレジデントギア」をブランド展開する梅原和宏さん。今や社長たちがこぞってオーダーするその勢いが生まれたのは、彼がある大物経営者と出会い、自身の事業家としての真価を問われたことがキッカケだった。

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