佐藤達矢 Episode3:固定観念を打破できるようになったキッカケ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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それは会社の飲み会でのこと。

いつもすごい仕事をするような人たちなのに、そこで話される会話のほとんどは「上司の愚痴」か「現場の愚痴」。別にその人達のことを悪くは思わなかったが、自分はそうは在りたくない、と思って仕方がなかった。

「ここに居たら、生活は安定するかもしれないけど、心の安定はないのかもしれない」

そう思った僕は会社だけの考えに固まらないように、様々な講義や交流会に顔を出すことにした。
向かう先々には本当にいろんな人がいて、いろんな世界があることを教えてくれた。

僕はものすごくワクワクした。こんなにも輝いている大人がいる。僕が目指すべき人たちがこんなにいる。

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しかし、ここでも…僕には「特徴」がなかった。
全く印象に残らないし、後日改めて会うということなんて一切ない。

「どうしたら自分のことを覚えてもらえるんだろう…」

そんな時、知人からある勉強会を紹介された。
講師は60歳を超える方で、内容はいわゆる成功セミナーではなく、「躓いた時、転んだ時の起き上がり方」であった。
それはまさに今の自分にうってつけの内容だった。
その勉強会で話されることは全て実体験からきており、とてもイメージがしやすく、僕はとても感動した。
その後、講師の方と親しくなり、自分の人生の師と呼べる人にまで僕の中で大きな存在になっていった。

師の話を聞いていく中で、一つとても大切なことを教えてもらった。
それは、「100点を取るために80点を目指しても絶対に上手くいくことはない。100点を目指しても、100点を取り終えたらそこで目標が達成されてその後止まってしまう。もし100点を取りたいのであれば、120点取れるように目標設定しなさい。」という内容だった。

掲載日:2018年11月23日(金)

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おもちゃメッセンジャー
「ママつな」コミュニティグループ管理人

佐藤達矢(さとう たつや)

おもちゃメッセンジャーとして各地で講演活動やイベントなどを開催している佐藤達矢さん。自分自身の価値を見いだせたのは、何気なく取得した「おもちゃコンサルタント」という資格だった。

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