釜本真美子 Episode4:息子の子どもらしさに気付き、そして子どもの夢を応援する仕事へ | KeyPage(キーページ):起業家の「人生を変えたキッカケ」を届けるメディア

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シェルターでの生活も落ち着き、仕事を始めたいと思い引越して、大学で秘書の仕事に就いた。そしてある日、友人からの強い勧めで、フィリピンのカミギン島で行われる「カミギンリトリートプログラム」というものに親子で参加することを決めた。

目の前に広がる、カミギン島の雄大な自然。
その中で思い切り走り回る、無邪気な息子の姿。私は心が震えた。今までどれほど気を使わせてしまっていたのだろう。この子もこんなに子どもらしく笑って、はしゃいで遊ぶんだ。

同じツアーに参加していた男性たちと「今日は男子部屋に行ってくる」なんて楽しそうに言いながら出かけるわが子を見て、「子どもってこういうものだよね」と気付かされた。私一人で育てていたら、気付けなかったかもしれない息子の「子どもらしさ」。大勢で、そこにいる皆で子育てをするって、子供にも親にもたくさんのメリットがあると強く感じた。
私はその時から「シェアファミリー」というキーワードを考えるようになった。

そして帰国後しばらくして、「シェアファミリー」と同じ考えを持った人物、ミライLaboの代表と出会った。こうして私は、子どもたちらしさを応援し、一人で抱え込まない子育てを目指し、みんなで子育ての幸せをシェアする事業に携われることとなった。

現在、大学での秘書の仕事も続けながら、ミライLaboで子どもたちも親も「自分らしく」あるためのお手伝いをしている。そして今、そんな私はとても「自分らしく」生きていると実感している。

命は限りあるもの。それを妹が教えてくれた。
これまでの様々な経験で、自分を封じ込めて生きることの苦しさも知った。だからこそ大切にしたい、「自分らしくいる時間」や子どもたちが「その子らしくいられる環境」。私はこれからも「自分らしさ」をテーマに、無限大な未来の可能性にチャレンジしていく。

これが私のKey Page…。

掲載日:2016年12月30日(金)

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ミライLabo コーディネーター
シェアファミリープロジェクト代表

釜本真美子(かまもと まみこ)

現在ミライLaboでイキイキと働くシングルマザーの釜本真美子さん。いじめ、家族の死、転職、留学、結婚、出産、離婚。壮絶な人生の果てに彼女が気付いた、本当に大切な人生のテーマとは。

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