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キッカケインタビュー

最後の夢を叶える為に! 超常識人のエリートが全てを捨てたキッカケ

せりかな(せりかな)

シンガーソングライター

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キッカケ記事

追加取材

いま何やってるの?
シンガーソングライターとして、CMタイアップ、サマーソニック2016等のイベント出演、ラジオを始めとした各種メディア出演など、多方面で活動中。6thシングル『BRAVE NEW WORLD』はタワーレコード渋谷店、大津店などでデイリーランキング1位となる。

シンガーソングライターとして全国で活躍するせりかなさん。自分の努力が周りを幸せにする、そんなエリートとしての肩書。自分自身の常識を信じて生きてきた彼女が本当の自分を見つけたのは、今まで信じたその常識を捨てた時だった。

キッカケ①:素直で努力家の私が、褒められても嬉しく思えなかったキッカケ

私は福井県のとある田舎で生まれ育ちました。大好きな家族のもとで、親切なご近所の方々のもとで、沢山の自然と笑顔に囲まれて、私は何不自由なくすくすくと育ちました。


そんな環境だったためか、私はとても素直に、両親の言いつけもきちんと守り、勉強も誰よりも頑張りました。有名な大学に入り、優良企業に就職し、およそ世間一般から羨ましがられるような道を通り、それを誇らしいと思っていました。


「私の生き方をみんなが喜んでくれている。」


そして、私は会社でとある飲食系サービスの広告営業を担当することになりました。


「いい?営業は数で勝負しなくちゃいけない。一日に20件アポをとって、5件は商談しなさい。」


先輩から教わったアドバイス。ここでも私は誰よりも素直に先輩からの言いつけを守りました。
毎日残業で夜遅くなっても、休みの日も、関係なく全力で仕事に打ち込みました。私はそれこそ皆が喜ぶ方法だと信じて疑いませんでした。


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その甲斐あってどんどん成績も上がり、ある日私は会社で表彰されることになりました。表彰状を受け取った私を、後輩も、同僚も、上司も皆笑顔で祝福してくれている。鳴り止まない拍手。自分の努力が認められた瞬間であり、本来であれば泣いて喜んでも良いくらいです。

しかし、なぜか私の心は周囲の歓喜に応えることができませんでした。この時、私の頭の中にはとある疑問が渦巻いていたのです。


「クライアントは本当に喜んでくれているのだろうか?」


そう感じたのは、とあるクライアントからの一言がキッカケでした。

キッカケ②:会社とクライアントとの板挟み

「御社の広告を掲載しているけど、目立った効果が出ていない。更新はやめようと思っている。」


なぜだろう?素直すぎた私は、これまでただがむしゃらにこの商品を売ってきた。私はこの商品を本当に良いと思って提供できていたのだろうか?本当にクライアント一人ひとりと向きあえていたのだろうか?それなのに私から出た次の言葉は…


「確かに実際に来店されたお客様は見込みよりも少ないかもしれません。しかし、この広告から御社のサイトに流入しているユーザーは広告掲載前とくらべて格段に伸びています。見込み客は確実に伸びていますよ!」


あれ?私は何を言っているんだろう?


繰り返し練習した営業トーク。私は自然とクライアントを言いくるめてしまっていました。私は誰の為にこの商品を売っているのだろう?これは私の本心なのだろうか?


会社は喜んでくれている。しかし、クライアントの中には喜んでくれていない人もいる。それが疑問で常にもやもやしていました。
自分が頑張ることで、周り全てが喜んでくれた学生時代と今とのギャップに苦しみました。

キッカケ③:会社員以外の生き方を考えるようになったキッカケ

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それから間もなく、私は性格的に会社員では満足いく将来がないことを悟りました。同時に、誰もが喜ぶ自分だけの商品を提供したいと思うようになりました。


「私が本当にやりたいことは何だろう?」


しかし私には、何もやりたいことが思い浮かびませんでした。これまで、おそらく誰もが羨ましく思う常識の枠を生きてきた私にとって、常識から外れたことを考えることすらできなかったのです。


「それでも今はとにかく動かなくちゃ何も解決しない。」


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私はあらゆることを体験してみることにしました。


料理教室に通ったり、結婚式場のアルバイト募集に問い合わせてみたり、「和」の心得を学ぶような仕事を調べてみたり、自分の好きな「花」を扱う仕事をやってみたり。料理人、アイドル、茶道・着付けの先生、接客業、カウンセラー…とにかく色んなことを調べ、足を運び、体験しました。


しかし、どれも自分自身にしっくりとくるものはありませんでした。考えてみれば、まずはきちんと生活ができる職業なのかを前提に考えているものばかりでした。


「これじゃダメだ。また私は常識で物事を考えてしまっている。」


しかしこの時、何よりも今までずっと素直に信じてきた自分自身に疑問を持てたこと。これが私を変えた大きなキッカケとなりました。

キッカケ④:すべてを手放し、「本当にやりたいこと」を見つけたキッカケ

そして私は、会社はもちろん、その他全てのやりたくないことを思い切って辞め、常識の枠や周りからの期待も全て捨てて、自分がこれまで一番楽しかったことは何だったのかをゆっくり真剣に考えました。


「そう言えば、大学生の時に仲間と始めたバンドサークル。私はとても歌が下手で、音痴で…。4年間頑張ったけど、結局上手くならなかったんだよね。楽器を触ってみても何一つちゃんとできなくて。
それでも楽しくて楽しくて、毎日日が暮れるまで練習してたっけ。」


自然とこぼれた笑顔。その時私は自分のやりたかったことが音楽だったことに気付きました。


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親の期待に応えること。優等生であること。大手企業に就職すること。会社の売上を上げること。お金を稼いで安定した生活を送ること。周りに合わせて生きること。


いつの間にか私の頭に敷かれていた常識というレール…


“自分にとってやりたくないこと”を全て捨てることで、
最後に一つだけ残った“本当に自分がやりたかったこと”を見つけることができました。

キッカケ⑤:そして音楽の道へ…

今を捨てるよりも、このまま常識の下で悶々と生き続ける方が、自分には勇気のいることだったのかもしれません。
決断した時、私は25歳。音楽の世界で言えばとても遅いスタートです。それでもいいのです。


「音楽は苦手だけど、ちゃんと学んでみたこともないじゃない。 挑戦せずに諦めていいの? 一生モヤモヤして、悔いが残る人生でもいいの?」


私は、私らしく胸を張って生きていきたい。


"人の役に立つという意思、すなわち、溢れるほどの「愛」がこの世界で一番強いパワーをもつ"
そう教えてくれたのは、今まで出会ってきた周りの人たちだ。


育ててくれた人たちに、愛溢れる歌で恩返しできる人間になりたい。


私は音楽学校への願書を提出し、初めて出来た最初で最後の夢へと歩き出した。私にしかできない音楽を、これまでの私の思いをのせて沢山の人に届けることを夢見て。


これが私のKeyPage…


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追加ストーリー①:せりかな追加取材決定!あのキッカケを経て

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掲載日:2016年10月07日(金)

鍵人No.0004

せりかな(せりかな)

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