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キッカケインタビュー

大好きなおじいちゃんをいつも胸に。私が人生を彩るようになったキッカケ

前田悠衣(まえだ ゆい)

ライフカラースタイリスト

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キッカケ記事

いま何やってるの?
「社員一人ひとりの幸福度を高める企業を増やす」ことを大義とし、企業様との仕事を中心に活動をしています。色と花には様々な力と可能性があります。上手に使うことで、生活環境や人間関係などをよりよくすることなどが期待できます。弊社では様々な角度から色や花を使った心に働きかけるセミナーを行っております。また、色のイメージをフラワーアレンジメントに落とし込んで大切な方へのプレゼントとしてお贈りすることも可能です。さらに使用する花は注文が入るごとに市場にて買い付けているので、新鮮なものを用意することができます。”色”と”花”を通して、新たな感動と癒しをお届けします。

「おじいちゃん、今、私は一番輝いてるよ」。周りの意見を気にしてばかりだった。そして訪れた、大好きな人の死。それを乗り越えて、ライフカラースタイリストとして彩り豊かな人生を歩みだしたキッカケとは。

キッカケ①:私の心のより所

もっといい成績を。もっともっと頑張らなくちゃ。

私はいつも、無意識のうちに自分を追い詰めていた。


正直、家の生活は窮屈。うちは“勉強ができて当たり前”、そんな考えの両親。高校を卒業したら少しは自由になれるかなぁ?そんなことを思いながら、「両親に認めてほしい。頑張ってたら何か必ず良いことがある。」と自分に言い聞かせて、勉強をただひたすらに頑張った。


自分のやりたいことは見つからないし、いつも周りに合わせて自分を演じる毎日。本当は、そんなからっぽの「一般論が正解。」みたいな自分が好きではない。


そんな私の心のより所は、おじいちゃんとおばあちゃん。

二人はいつも何も気にせず、ありのままの私を受け入れてくれる、優しい存在。二人と私とで旅行に行ったりするくらい、私は可愛がってもらっていたし、私も二人が大好き。


直接は言わないけれど「気にしない気にしない。ゆいはゆいのままでいいんだよ。」って言ってもらえているようで、その雰囲気がとても心地よかった。


キッカケ②:花と出会った悲しいキッカケ

大学三年生になったある日。海外旅行から帰ってくると、すぐに家族から連絡が入った。

「おじいちゃんが体調悪いの…」

私はいやな予感しかしなかった。

「それでね。もう長くはないかもしれないって。もって半年くらいって。」

電話の向こうの家族の声がだんだん遠ざかっていった。頭を鈍器で殴られたようだった。

私の大好きなおじいちゃん。



おじいちゃんの働く姿、かっこよくて憧れていた。

たくさん旅行にも行ったよね。

いつもどんな時もありのままの私を応援してくれたよね。

そんなのいやだ。死んじゃいやだよ…。


私は、それから毎日おじいちゃんのいる病院へ通うことにした。

「おじいちゃん!大丈夫だよ。きっとよくなるから、また旅行行こうね。次はどこへ行く?」

一生懸命励まして、おじいちゃんに元気になってもらうんだ。


私は咳喘息になった。
おじいちゃんには風邪だってごまかしていたけど、苦しくて電車にも乗れない。でもおじいちゃんのためならどこへだって行けた。



ある日、行きつけの美容院に行くと、いつもの美容師さんが鏡越しに深刻そうな目でこちらを見ている。

「どうしたんですか?」と聞くと、

「ゆいちゃん。頭…脱毛しちゃってる。大きめのハゲが出来てるよ。大丈夫?」

そういえば。最近やたらと髪の毛が抜けるなぁと思っていた。まさかハゲが出来ていたなんて。


おじいちゃんの余命があと半年と聞いた時から、私の体は徐々におかしくなっていたんだ。


それからしばらくして、おじいちゃんが亡くなった。


私は心に空いた大きな穴を埋められず、毎日泣いていた。

頭のハゲもどんどん大きくなるばかり。

見かねて親戚が病院を紹介してくれたけど、悪性円形脱毛症と診断され、ホルモン注射を打たれてされるがまま何とか生きていた。

そんなある日、私を心配した親戚のおばさんが声をかけてくれた。

「私、プリザーブドフラワーの教室をやっているから、よかったらやってみない?」

これといった趣味はなかった私は、おばさんの教室に行ってみることにした。



これが私と花の出会い。


花を扱う時間はとても楽しかった。

無心で花に夢中になれる時間は、私の心を少しずつ癒してくれていた。


それから、生花(せいか)にも興味が湧いて、生きている花を使ったフラワーアレンジメントの教室にも通った。

プリザーブドフラワーとは勝手が違って難しかったけど、花のこともとても勉強になり、花を扱う仕事がいつか出来たらなぁ、と考えるようになった。


皆で何かを作りあげる、喜んでもらえる仕事は何だろう。

就活の時期をむかえた私は、ブライダルの仕事を志すことに決めた。

キッカケ③:色への関心

私は昔から、なぜか赤色が嫌いだった。赤い服を着ている人もなんだか苦手。

そんな事もあり、もともと何となく色には興味があった。

大学時代に色彩検定も受けた。


縁あってブライダルの仕事に就き、花嫁一人一人に似合うドレスや花を提案していた。

「人って同じドレスでも色によって顔映りが全然変わるんだな。」



色の勉強はしていたので何となくはわかっていたものの、実際に色々な花嫁をみているとそれがよく分かって驚いた。そして色の持つ力に更に興味が沸いた。


私は色の持つ力をもっと勉強したいと思った。

「起業して私にしかできない、私らしい仕事をしよう。」

そう決意して、ブライダルの仕事を辞め、色彩心理やパーソナルカラースタイリストの勉強をした。

色と花のスペシャリストになるために。

キッカケ④:私が変われた理由。そして掴んだもの

色について勉強していくと、自分のことも客観的に見られるようになり、心理状態もわかるようになった。


私が赤色を嫌いなのは、小さいときに病気がちで、私の中で、注射をしたときにグッと我慢した時のイメージだったからだった。厳しい家庭で育って、その時に言い返したいけど言い返せないときのグッと我慢するときの気持ち。それも赤いイメージだった。


それからの私は、また一生懸命勉強した。

花屋で仕事も始めて、仕事しながら起業のための準備をして、色彩心理のプロの資格や、パーソナルカラースタイリストの資格も取った。



その間に結婚もして、頑張りすぎて離婚してしまったりもした。

けれど、色々な人の支えと協力で、ライフカラースタイリストとして仕事を始めることが出来た。


パーソナルカラーや色彩心理を勉強したことで、仕事だけでなく私自身の色々なことが変わった。

自分自身を客観的に見て、自分の考え方やあり方を見直すきっかけをつかむことができた。そして、今まで以上に“自分らしさ”を見た目で表現したり、気持ちを素直に伝えたりすることができるようになり、毎日がより楽しく彩りのあるものとなった。


もう昔のように、周りに合わせて自分を偽る必要もない。だって、私は今の私が好きだから。

「おじいちゃん、今、私一番輝いてるよ!」って、胸を張って言えるから。



「“色”そして“花”を用いてその人の魅力を引き出したい」

「社員一人一人の幸福度を高める企業を増やす」というヴィジョンのもと、私は今を生きている。

大好きなおじいちゃんの笑顔を胸に刻んで。


これが私のKey Page…

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掲載日:2017年04月13日(木)

鍵人No.0047

前田悠衣(まえだ ゆい)

- 主な実績 -
本田技研工業(株)本田宗一郎様 書斎アレンジメント装花
(株)本田技術研究所にて花と色を使った研修の実施
デンタルクリニック様にて色彩心理研修 色彩心理のワークショップの開催
代官山 ネイルサロン様 定期アレンジメントの制作(造花)
西麻布 デンタルクリニック様 定期アレンジメント制作(生花)
自由が丘 ワインバル様 毎週アレンジメントの納品(生花)
銀座 法律事務所様 毎週アレンジメントの納品(生花)
その他多数

https://charis-color.co.jp/』HP
https://www.instagram.com/chariscolor/』instagram

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